アフリカ旅行の道祖神

ボツワナの旅行・観光情報

ボツワナ概要
手付かずの自然の中、静かで質の高いサファリを楽しめる
ボツワナでは国土の17%は国立公園や動物保護区に指定され、20%が野生動物の管理地域に指定されていて、自然と野生動物の国と言って良いでしょう。その自然も砂漠ありデルタあり塩湖ありと変化に富んでいます。
ボツワナには20以上もの部族が居住し、その中には南アフリカ、ジンバブエ、ザンビア、アンゴラ、ナミビアなど周辺の国々から来た部族もいて、彼らが豊かな文化の多様性をもたらしています。その中で土着民は狩猟民でしたが、伝統や言伝えにつちかわれた持続可能な環境計画を取り入れた、非常に厳格で伝統的な保護計画をとりました。ボツワナは、こうした文化的遺産により野生生物と自然の資源の膨大で多様な種を維持してきました。
また、ボツワナはダイアモンドをはじめとする鉱物資源が非常に豊かで、アフリカの中では有数の経済力を持つ国とも言われます。ボツワナは、旅行者が支払う費用(宿泊代・食費など)は他の国に比べると非常に高額で、それによって旅行者の数を制限してその自然を守っているとも言えるでしょう。観光客があまり多くないので、静かな旅をお楽しみいただけるでしょう。
蛇足ながら、ボツワナには3つの‘世界一’があります。それは「世界で一番大きな内陸デルタ」「世界一大きな塩湖」「世界一短い国境」です。
ボツワナの国情報
正式名称 ボツワナ共和国 / Republic of Botswana
元首 ドゥマ・ボコ大統領 / Duma BOKO
人口 約248万人(2023年)
首都 ハボーロネ / Gaborone
民族グループ ツワナ(79%)、カランガ(11%)、バサルワ(3%)他
言語 英語、ツワナ語(国語)
宗教 キリスト教、伝統宗教
面積 567,000㎢ (日本378,000㎢の約1.5倍)
ビザ ビザ(査証)について』のページをご覧ください。
電気・電圧 220V-50Hz:B/B2/B3/E (マルチタイプがオススメです)
通貨 ボツワナ・プラ(BWP)
1BWP = 10.72円 ※2025年5月現在
国旗
ボツワナの国旗
水色は乾燥地帯にあるこの国にとって最も重要な水を、黒白の縞模様は人種を超えて平等な社会を築くという決意を表す。
気候 亜熱帯の乾燥気候で、南部と西部は砂漠気候。 日本の四季とは逆で、ボツワナの冬は暖かいが、夕方から夜にかけては冷たい風が吹き、夏は非常に暑くなる。 雨季は10~4月、乾季にはカラハリ砂漠から熱風が吹く。
交通事情 主要都市を結ぶ幹線ルートは完全舗装されている。 長距離移動用には高速バスが便利。 各バスターミナルにはキヨスクや清潔なトイレ、ガソリンスタンド、スーパーマーケット、レストランが併設してあり、快適な旅ができる。
電話のかけ方
日本からかける場合
国際電話認識番号+267+市外局番(0を取る)+電話番号
日本にかける場合
国際電話認識番号+81+市外局番(0を取る)+電話番号
ボツワナへの行き方
空路のメインの玄関口はハボロネ
  • エチオピア・アディスアベバより週4便
  • ナミビア・ウィンドフックより週4便運航。
  • オカバンゴ・デルタ観光の玄関都市“マウン”、チョベ国立公園の玄関都市“カサネ”へは、ヨハネスブルクより毎日フライトがあります。
2018.4月現在

ボツワナの見どころ

チョベ国立公園
年間訪問者の数では最も多い、国土の北端部に位置するボツワナの代表する国立公園。秋田県より少し広い11800㎢の広大な地域は、大きく分けてリバーフロント、リンヤンティ、サブティ、ノガツァの4つのエリアに分かれます。この中でサファリの主な舞台となるのはリバーフロント、サブティです。リバーフロント地区はジンバブエ・ザンビア・ナミビア国境とチョベ川に面した地域で、一般的に「チョベ国立公園」という場合この地域を指します。ゾウやバッファローが多いことで有名で、特にバッファローは時に大きな群れが見られます。リバーフロントでは通常のサファリカーでのゲーム・ドライブの他、ボートに乗ってチョベ川クルーズも楽しめ、川から眺めるゾウの渡渉や水浴びなどは、陸から見るのとはまた違った趣です。陸でのサファリではゾウはもちろん、クドゥやインパラなどのレイヨウ類、そしてライオンや運がよければヒョウを見ることもできます。サブティ地区は公園南西部のサブティ・マーシュ(湿原)をとりまく地域で、リバーフロントとオカバンゴのちょうど中間地点あたりに位置しています。1年のほとんどは干上がっている湿原ですが、その年の雨期の降雨量によっては、サブティ・チャンネルと呼ばれる水路に水が通り、一部は本来の湿地に戻ることもあります。ボツワナの北部に生息しているほとんどの種類の野生動物が見られ、ライオン、ヒョウ、リカオンなどの肉食動物との遭遇の可能性が高いことで知られます。エリア内に点在する岩山ではサンの岩画や大きなバオバブも見られます。

オカバンゴ・デルタ
面積15,000㎢の世界一大きな内陸デルタ。 周辺が砂漠ということを考えると、満々と水を湛えた風景は奇跡といっても良いでしょう。デルタの水位が上がっても水没しない、乾いた地域ではサファリカーでのゲーム・ドライブの他、宿泊される場所によりますが、「モコロ」と呼ばれる木をくりぬいた丸木舟に乗って、パピルスや葦の群生する水路の中を散策することも可能で、静かに水をかく音と風の音を聞きながらバードウォッチが楽しめます。より水流が多く、水面が開けた水深のある水路では、蛇行した水路を行くボートでのサファリも可能で、水鳥をはじめとした多くの野鳥を見ることができます。

モレミ動物保護区
オカバンゴ・デルタの東端に位置する野生動物保護区で、乾いた陸地の部分が多い地域のため、サファリカーでのゲーム・ドライブが中心となります。デルタの湿原に面した西部のカカナカ地区やクワイ川に面したクワイ地区では、季節によっては陸と水の両方のサファリを楽しめます。リカオンとの遭遇率が非常に高いエリアで、特に東西の移動経路となっているカカナカ地区からクワイ地区を結ぶエリアでは高い頻度でリカオンの群れと遭遇できます。その他、より乾いて開けた場所も点在する南部では、チョベ国立公園やモレミの他のエリアでは多くないチーターと出会える可能性が高く、全域を通じて東アフリカとも異なるバラエティに富んだ動物相を楽しむことができます。

セントラル・カラハリ動物保護区
面積52,800㎢(東北地方5県とほぼ同等)という広大な野生保護区で、ボツワナ国土の中央に位置しています。もともとはサン(ブッシュマン)の保護を目的として作られた公園で、現在も公園内に宿泊設備数えるほどしかなく、滞在には移動式のキャンプがメインとなります。表層水が存在しないため砂漠と呼ばれていますが、カラハリは全くの不毛地帯ではなく、アカシアをはじめ多くの草木が生え、雨期には降雨もあります。降雨の際は雷を伴う場合が多く、落雷が発生原因の山火事によって植生が循環しているとみる向きもある。よく見られる野生動物はスプリングボック、ゲムスボックなどのレイヨウ類ですが、タテガミが黒く立派な体躯のカラハリ・ライオンや、平原での狩りを得意とするチーターも多く生息しており、稀にブラウンハイエナなど希少動物が見られることもあります。寒暖の差が激しい地域なので、春(9~10月)または秋(4~5月)が最も旅行のしやすい季節です。

マガディカディ・パン&ナイ・パン
セントラル・カラハリの北東部にあるマガディカディ・パン国立公園には、世界最大級の塩湖が広がっています。雨期に降る雨の量によっては通常は干上がっている塩湖にうっすら水が張り、多くのフラミンゴが飛来し、ヌーなどの野生動物が観察できます。また、ボツワナ中部から北部の間を季節に合わせて南北に移動しながら暮らすシマウマたちの通過ルート、及び雨期の滞在地となっており、実態がはっきりしないためどの程度の頭数になるのかはいまだ謎のままですが、毎年雨のあとの2~4月には膨大な数のシマウマの群れが北上する様をご覧いただけます(雨期で地面がぬかるむため、四駆のサファリカーでも到達不可能なエリアとなってしまうのがもったいないところですが)。乾季に完全に干上がってミネラル分で白くなった土の平原がどこまでも広がる景色は想像を超えます。マカディカディ・パンから幹線道路を挟んできた隣に位置するナイ・パン国立公園は、広大なブッシュの原野とそこに点在する塩湖が特徴的な環境となっており、塩湖の畔にはリビングストン博士の遠征隊に同行した画家トマス・ベインズが描いたベインズ・バオバブを中心としたバオバブの群生地を今もご覧いただくことができます。

カラハリ・トランスフロンティア公園
カラハリ砂漠の南西部、南アフリカとボツワナ間に渡って広がる国境を越えた保護区。元々は国境を挟んで南アフリカ側がカラハリ・ゲムズボック公園、ボツワナ側がゲムズボック国立公園と異なる二つの国立公園でしたが、両国間の交渉の結果、2000年に一つの国立公園として統合されました。総面積は約38,000㎢で、そのうち南アフリカ側は約9,600㎢(約1/4)。国境となる干上がったソノッブ川の西側の南アフリカ領と東側のボツワナ領に分かれますが、フェンス等は一切なく野生動物は自由に行き来しています。灌木や茂みが点在する地域、草原地帯、砂丘地帯から成る変化の多い土地で、1年のうち12~2月の雨期を除くほとんどの時期は、ノゾッブ川沿いに作られた人工の水場や、ボツワナ領の奥深くに位置するマブアシューベ地区に点在するパン(窪地)の水場などに、水を求めて多くのレイヨウ類(ゲムズボック=オリックス、スプリングボック、ハーテビースト、エランドなど)が姿を現し、水場周辺を狩場とする大型肉食獣、黒いタテガミが特徴のカラハリライオン、ヒョウ、チーター、ジャッカル、ブラウンハイエナなどの捕食動物も見られます。また、リスやネズミ類、マングースやミーアキャットなども多く生息しているため、それらを捕食対象として狙う小型の食肉目哺乳類や猛禽類も多く生息し、猛禽類を含む鳥類は170種ほど生息すると言われています。
ボツワナを訪問するツアー
11件のツアーが見つかりました。
土曜日出発
ボツワナと南アフリカの国境にまたがるカラハリ・トランスフロンティア公園をロッジ泊で快適にサファリ!
カラハリ・トランスフロンティア公園
毎週木曜日出発
南部アフリカのハイライトを巡る、よくばりツアー。
チョベ国立公園
8/1(金)、'26 7/31(金)出発
ボツワナのキャンプ・サファリツアー決定版
オカバンゴ・デルタ
チョベ国立公園
モレミ動物保護区
9/14(日)、'26 9/18(金)出発
オカバンゴ・デルタの東部約20%を占めるモレミ野生動物保護区を縦横無尽に徹底サファリ!
オカバンゴ・デルタ
モレミ動物保護区
'26 4/25(土)出発
ボツワナを代表するチョベ国立公園の4つの異なるエリアで徹底サファリ!
チョベ国立公園
12/21(日)出発
ボツワナで最もワイルドな南部カラハリ砂漠を横断してサファリ
カラハリ・トランスフロンティア公園
毎週金曜日出発
南部アフリカの一番人気ツアー。絶景・動物・町観光とバランスの取れた日程です。
チョベ国立公園
8/20(水)、'26 8/19(水)出発
ボツワナ北部の見どころのほとんどを繋いで、ぐるっと一周するロングキャンピングツアー
オカバンゴ・デルタ
セントラル・カラハリ動物保護区
マガディカディ&ナイ・パン国立公園
モレミ動物保護区
南アフリカとボツワナにまたがる広大な公園で珍しい動物、捕食動物などを求めて5連泊。フォトサファリをお楽しみください。
カラハリ・トランスフロンティア公園
7/19(土)、8/16(土)出発
最高のフォトサファリを実現したマシャトゥ動物保護区に5連泊する、撮影に特化したツアーです
マシャトゥ動物保護区
'26 2/6(金)出発
世界の自然写真家たちが注目する、最高のフォトサファリを実現したマシャトゥ動物保護区で6連泊です。
マシャトゥ動物保護区
株式会社 道祖神
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