リビア・アラブ社会主義人民国

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リビアのプロフィール

リビアの地図 日本の4.7倍という広い国土を持っていますが、残念ながらその内約95%が、不毛な岩の多い平地と砂漠になっています。
地中海沿岸から続く内陸部の僅かな地帯が主要耕作地の一つになっています。また、人口もこの地中海沿岸地域辺りに集中しています。

リビアは、極度に乾燥し真水の水源が少なく、年間を通し水を湛えている河川や水流もありません。
政府は、たまに降る雨水を貯めておくダムを各地に建設しています。
多くの村落では、井戸を掘り、地中の滞水層から水を得る試みが行われています。
最大のトライは、水不足に対処するため、大規模な灌漑計画や大人工河川(GMMR)計画が進められている事。

実際、リビア南部の砂漠地帯の幹線を走ると、オアシス地帯の緑のベルト地帯が切れ目も無く続き、砂漠でありながら、水の豊富さを感じます。
巨大なスプリンクラーシステムを使った大規模な砂漠式農業も必見でしょう。

石油やガス資源だけでなく、サハラ砂漠の地下に眠る豊富な滞留水を最も有効に活用している別のリビアが見えてきます。

遺跡マニアにとっては、地中海沿岸の古代ローマ遺跡群は見逃せません。
首都のトリポリを挟むように東にレプティス・マグナの遺跡、西にサブラータの遺跡が拡がります。
北アフリカの地中海沿岸に点在するローマ遺跡の中では、保存状態も良く、規模も大きく抜きん出た存在。
東部の第二の都市、ベンガジ東方にあるキュレーネの遺跡を含め、世界遺産に指定されているのも、当然です。

そして、リビア観光の最大の目玉は以下の二つ。
サハラ砂漠交易での隊商の中継都市として重要だった旧都ガダメスと、長い年月にわたり侵食された奇壁や奇岩が点在する、野外アート博物館、先史時代の岩画群アカクス山塊。
世界遺産にこそなっていませんが、アカクス山塊から続くムルズークの大規模な砂丘群、砂丘の中に忽然と現れる湖とナツメヤシの木々が拡がるウバリ砂漠も必訪の場所でしょう。
日本から気軽に本格的な砂丘群訪問が出来る数少ない国の一つです。

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リビアの基本情報

正式国名 大リビア・アラブ社会主義人民ジャマヒリヤ国
the Great Socialist People's Libyan Arab Jamahiriya
元首格 ムアンマル・アル・カッザーフィ
Muammar Al Qadhafi大佐
人口 約560万人(2003年) 首都 トリポリ Tripoli
人種 アラブ 言語 アラビア語
宗教 イスラム教 面積 1,760,000km2
(日本378,000km2の約4.6倍)
ビザ 必要 電気:電圧 127/230-50Hz:A/B2/E
(マルチタイプがオススメです)
パスポート 入国予定日より6ヵ月以上 通貨 リビアン・ディナール(LYD)
1LYD = 90.9円 ※2007年1月現在
国旗 国旗 かっては友好国であったエジプトと同じ国旗を使用していたが、イスラエルの独立を認めたエジプトに激怒したカダフィ大佐が一夜にして作り変えた。
緑は、同国の「緑の革命」を表している。
気候 国土の約90%が砂漠。
内陸部は年中高温乾燥の砂漠気候でほとんど雨が降らず、気温は50℃に達することもある反面、冬には氷点下まで下がります。
海岸地方は地中海性気候で、夏は40℃以上になるが湿度が低く過ごしやすい。
冬は温暖で雨もあります。春から夏にかけてギブリと呼ばれる乾燥した熱砂が吹き、気温は15〜20℃も上昇します。
交通事情 国土が広いので国内の足は、やはり飛行機が主となります。
国営のリビア航空の他、民営の会社が数社あります、未だ力不足の気がします。
国営にしても予約システムは、信頼性に欠けるのでなるべく現地の業者に予約や発券も依頼した方が良いでしょう。
国内線運賃は、かなり安いですが、どの都市間へも便数が少ないのが現状です。
幹線の道路は、よく整備されているので大都市間を結ぶ長距離バス(乗合い用の)も、運行されています。がしかし、かなり限られています。
リビア市内は旅行者の場合はタクシーが、一般的です。
隣国のチュニジア(チュニス)とトリポリを結ぶ長距離バスは、数社が運行中。
治安状況は、アフリカ内でもトップクラスの安全さですが、逆に国内の自由旅行は、一般的で無いのが残念。
電話のかけ方 【日本⇒リビア】
  国際電話認識番号+218+市外局番(0を取る)+電話番号
【リビア⇒日本】
  国際電話認識番号+81+市外局番(0を取る)+電話番号

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リビアのアクセス

ヨーロッパ経由(パリやチューリッヒ、ローマが一般的)で入るのが便利ですが、運賃面では未だにコモン運賃(カサブランカやチュニスのように、ヨーロッパ+アルファ的な運賃)の適用都市になりません。
ヨーロッパ運賃+ヨーロッパ/リビア間往復の組み合わせが一般的になります。
そのため、モロッコやチュニジア行きに比べ、若干割高となります。
この点は、隣国のアルジェリアと似ていますが、昨今のリビアの状況から考えますと、国際社会への復帰も近く、多くのエアーラインの乗り入れも予想され、コモン運賃が適用になる日は近い気がします。

ゲートウェイの都市は、トリポリとベンガジになります。
既に、一部の飛行機会社は、コモン運賃の適用が可能なので、お問い合わせ下さい。
また、シーズンになるとパリからのチャーター便が、南部ガートへのフライトを飛ばすので、日程が合えば便利で安いでしょう。

現在、中東経由で飛ぶのが、もっとも安価で便利かもしれません(例えばカタール航空のドーハ経由やエミレーツ航空のデュバイ経由など)。
陸路入国の場合、隣国のチュニジアやエジプトから可能ですが、現地業者を通じての事前手配が絶対条件となります。

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リビアの見どころ・行きどころ

古都ガダメス GHADAMES

ガダメス 首都のトリポリから南西に654km,アルジェリア国境に近く、往時のサハラの支配者トゥアレグ人が建設した町。
迷路のような旧市街は、冬暖かく、夏に涼しい独特な家屋構造と町づくり。
現在の定住者はゼロですが、倉庫や家畜小屋として未だに使われています。
通路や建物で仕切られた建物の構造は、イスラムの厳しい戒律の影響を未だに残しています。
つまり女性は、人前で姿をさらすことは禁じられていたので、壁で覆われた2階のテラスを通路として使用していたのです。

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アカクス山塊 ACACUS

アカクス山塊 サハラを往くキャラバン隊のルートであったアカクス山塊の渓谷沿いには、先史時代からの岩絵・線刻画が点在しています。
アルジェリアのタッシリ・ナジェールに隣接しているアカクス山塊は、当時のサハラの動植物、人々の生活や気候状況までも伝えています。
タッシリ・ナジェールの岩画群に、規模の面でも岩画の多様さでも一歩譲りますが、アカクスの岩画は四駆で乗りつけ、殆ど歩かずに見学出来る?のが、特徴であり嬉しい点です。
ただ、保存状態が悪く、剥離状態がひどく、貴重な文化遺産が年々失われています。
岩画以上に素晴らしいのは、長い年月をかけて浸食された岩や砂岩が作り出す自然のオブジェ。
さながらサハラ野外美術館の趣があります。

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レプティス・マグナ(大ローマ遺跡)ARCHAEOLOGICAL SITE OF LEPTIS MAGNA

レプティス・マグナ フェニキア時代の港として栄えていた都市を破壊し、その上に建造されたのがレプティス・マグナです。
大ローマ帝国の植民地として繁栄し、当時の重要な港のひとつでもありました。
さらにここで生まれたセプティミアスが、193年にローマ皇帝になり町も発展。
その後、洪水や地震でこの都市は放棄され、砂に埋没してしまいましたが、1923年、イタリア隊の発掘作業で凱旋門、神殿、円形劇場、バジリカや公共浴場跡などが次々と現れた。
砂に埋もれていたため、保存状態は良いモノが多いのが特徴です。
遺跡の規模は約40haに及び、未発掘の部分も多く残ります。
隣接の博物館に貴重な発掘品が展示されています。

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ウバリ砂漠の湖水地帯

ウバリ砂漠 古都ジェルマの外れの砂丘を一気に上り、砂丘のアップ・ダウンを繰り返していると、突然、コバルト・ブルーの湖面が顔をします。
周囲のナツメヤシは風にそよぎ、絵葉書のような世界が目の前に展開します。
いくつかある湖は、ほとんどがアルカリ性の塩湖で泳ぐこともできます。

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食べ物 LOCAL FOOD

イスラム教国ですが、地中海風料理がミックスしたものがポピュラーです。
特にパスタ(マカロニ類)を頻繁に食べるのが特徴です。
魚は、トリポリやベンガジ周辺のレストランではサーヴしますが、一般的ではありません。
しかし、鰯のオイル漬けの缶詰はかなりポピュラー。やはり羊や鶏肉を使用した料理が多いです。
都市部では、ピザも、人気があるメニューの一つ。
スパイスは、全般的に効いてるモノが多い気がしました。

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