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西アフリカの小国トーゴ、総面積は5万6785km2で日本の1/7ほどの長方形をした国土、南北約550kmで、ギニア湾に面した海岸線は70kmしかありません。
南部の熱帯雨林、北部のサバンナという自然の区分と同様に、住民構成も文化的、言語的に南北ではっきりと二分されます。 南部を代表するのはキリスト教を信仰するエウェ人でガーナやベナンにまたがって居住、北部にはイスラム教徒が多く、カブレ人などが居住しています。小国ですが、南北の対立は根深いものがあるようです。
2005年2月に亡くなられたエヤデマ大統領は、アフリカでは最長の38年間も元首の座にあり、彼が北部出身ということもあり、南部エウェ人の反感が非常に強かったです。 また、彼の死後、長男が大統領職を世襲するといった動きに出たため、国際的な非難を浴び、また、大統領選挙の結果を不服として、民衆が暴徒化したことも記憶に新しいです。 (現在は、暴動も起きておらず、平穏な状況に戻っておりますので念のため。)
コートジボアール同様に、30年以上も同じ元首が政権の座にあると、その死後、積もり積もった不満や長期間抑圧されたものが爆発するのかもしれません?
歴史的にみると、ヨーロッパ人来航以前に、アタパメやノツェなどの王国が存在していましたが、詳しいことはあまり分かっていません。 西のアシャンティ王国、東のダホメー王国の覇権争いに巻き込まれた感がありますが、現在のトーゴの地に強力な王国が存在しなかったため、ヨーロッパ列強の積極的な進出もなかったのです。 そのためか、トーゴの旧宗主国は西アフリカでは珍しいドイツです。 現在では、多くの都市で生ビールが飲めますが、10数年前までは西アフリカではここトーゴでしか生ビールが飲めませんでした。 また、ソーセージも美味と言われています。
ドイツ領トーゴランドは、第1次世界大戦後に英国とフランスにより分割統治されることになり、フランス領は単独の行政地域として、英国領はゴールド・コーストの一部として統治されました。
1946年に英国領・フランス領に引き裂かれたエウェ人の統一運動などが活性化しました。 1957年に英国領地域は独立したガーナの一部となりました。 1956年にフランス領地域が自治政府が成立。 1960年にトーゴ共和国として独立。 トーゴは世界でも珍しい国境に位置する首都を有します。 ロメはドイツ統治時代に首都となりましたが、その後英国領(現在のガーナ)とフランス領に分割されたことによりガーナとの国境沿いに位置することになりました。
近隣の国に比べれば見どころは少ないと言わざるを得ないですが、南部のトーゴ湖でのピローグによるボートトリップ、周辺のヴードゥー教の町、中部の風光明媚な丘陵地帯、要塞のような住居(奴隷貿易が行われた時代に奴隷狩りから身を守るためと言われています)が点在する北部のタンベルマ地方など、東西にトーゴを通過する旅ではなく、細長いこの国を南北に縦断してみては如何でしょうか?
2006年のサッカーワールドカップのアフリカ最終予選グループ1においてトーゴはセネガルやザンビアを抑えて、なんと見事1位通過! ワールドカップのグループリーグでは0勝3敗と揮いませんでしたが、強豪国に臆することなく立ち向かう姿は、アフリカサッカーの新しい強豪国を世界中に知らしめました。
| 正式名称 | トーゴ共和国 Republic of Togo |
大統領 | ファール・グナシンベ Faure GNASSINGBE |
|---|---|---|---|
| 人口 | 約680万人(2008年) | 首都 | ロメ |
| 人種 | エヴェ(35%)等約40民族 | 言語 | フランス語(公用語)、エヴェ語、カブレ語他 |
| 宗教 | 伝統的宗教(67%)、カトリック(18%)、イスラム教(10%)、ブロテスタント(5%) | 面積 | 56,785km2 (四国18,800m2と九州39,900km2を合わせた程度) |
| ビザ | 必要(在日フランス大使館にて代行発給) | 電気・電圧 | 220V-50Hz:B/B3/E (マルチタイプがオススメです) |
| パスポート | 入国時3ヶ月以上 | 通貨 | トーゴ・セイファーフラン(XOF) 1XOF=0.2円 ※2009年4月現在 |
| 国旗 |
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| 気候 | 大西洋に面した海岸部は高温多湿の熱帯性気候。 雨季は、3~7月の大雨季、9~11月の小雨季の2回。 首都ロメの年平均気温は26℃で、大雨季は気温も湿度も高く過ごしにくい。 内陸部は4~7月が雨季。北部の高原部は、雨量は少なく湿度も低いサバナ気候。 | ||
| 交通事情 | 国内の移動手段は、乗り合いのタクシー又はミニバスです。 ロメから中部のブリッタまで鉄道路が延びていますが、貨物のみで、国内線も運航していません。 | ||
| 電話のかけ方 | 日本からトーゴへ 国際電話認識番号+228+市外局番(0を取る)+電話番号 トーゴから日本へ 国際電話認識番号+81+市外局番(0を取る)+電話番号 |
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空路の玄関口はロメ
エールフランス パリ経由が週3便運航
カサブランカよりロイヤルエアモッロコが週4便、リビア・トリポリ、アディスアベバからもフライトがあります。
2010.4月現在

