治安が良い、悪いには政治的、宗教上、経済上の理由に因るなど、国や地域によっていろいろな原因があるので、一概に「アフリカ旅行」=「危険」と決め付ける必要はありません。
しかし、日本人が訪れることが多い都市を一例で挙げると、ナイロビ、ヨハネスブルグ中心部は治安が悪いと言われています。ヨハネスブルクでは町の中心部に行くのは避けましょう。
環状の高速道路の外側であれば中心部より安心です。しかし日が落ちたら一人で外を歩くのは避け、ちょっとの距離でもタクシーに乗りましょう。高価なアクセサリー、時計ははずし、かばんなどはホテルに預けて、身軽な格好で歩きましょう。
他の大都市でも治安は余りよくありません。一人になるのは避ける、人目につく場所にいる、知らない人に声をかけられても相手にしない、貴重品は持ち歩かない、などの基本事項を守り、何より周囲に気を配っていることが大切で、ウインドウショッピングやぶらぶら歩きはしないようにしてください。
目的を決めてサッサと歩くことがポイント。スキを見せないことが重要です。このあたりの事情はアフリカ以外のところでも同じで、知らないところに行く以上、慎重な行動が求められますね。