ずーっとマリに行きたいと思っている

マリに行きたい!

ニジェール川とバニ川が合流するあたりに小さな商都モプティがある。サハラ砂漠から運ばれてくる塩、現地の織物などの交易が盛んにおこなわれてきたところ。 マリ観光の起点でもある。砂漠へ、川下りの旅へ、ドゴンの村へ!モプティでは数々の民族が入り込むように生活し、それぞれ農業、漁業、遊牧と得意分野に分かれていて、川の大きな砂州ではフルベ人が放牧をしている。 季節によっては村内で機織りしているらしいので、数年前のあるとき機織りを見たくて訪問したのだが、季節外れだったらしく機織りシーンを見ることが出来ないまま村の近くをぶらぶらしている夕方、牛の番をしている老人が何やら話しかけてくる。 なにを言っているのやら全く分からないのだが、カメラを向けても嫌がりもせず、撮影代を要求するわけでもなく、おっとりと構えるその姿はスケジュールに追われて観光している当方を、まあまあ、なるようにしかならないからと諭しているような雰囲気。 あれから数年経ち、マリは「危険情報レベル4」に指定される地域になってしまった。 ピローグに乗り、バニ川に乗り出せるようになってこのすっとぼけたおじさんや子ども達に会える日が来ることを信じて道祖神がツアーを再開するときを待とう。 しかし、どうしているのだろうか、ニュースを見る度に思い出すこの人達にまた会いたい。

フルベ人放牧

アフリカ・与太話ではない/ライオンの危機 ①

このところライオン存亡の危機がささやかれている。 トロフィーハンティングと言われる有料で狩りをする、と言ってもセットアップされた状況下、ときには人間に飼われていたライオンを広大な敷地に放って、慣れてしまったともいえるライオンをなぶり殺しに等しく「ハント」するらしい。 何ともいたたまれない思い。ライオンの生息数は確実に減っている。

このライオンはケニア・マサイマラ国立保護区の自然環境下で撮影。 無事でいてほしいと思う。かつてはそんな思いを持たずに済んだのだが。

オスライオンH web960

ケニア・アンボセリ国立公園近くの放牧

半砂漠地帯ともいえる環境での遊牧。 野生動物との共存はどのようになるのでしょう困難さを思わざるを得ません。

遊牧1

野生動物にエサをあげてしまう事、自然環境の保全;

ある時のマサイマラ国立保護区、木立、ブッシュのあたりがいやに騒がしい。 欧州系の観光客が乗ったサファリカーから何かが放り投げられている。  後から近づくとその車が去り、ズキンハゲワシの間を一瞬ソウゲンワシが飛び去った。 足にはしっかり昼食弁当にあったチキンが握られていたのだ。   ロッジの各所には動物にエサを上げないでと注意書きがありますが、そんなことはおお構いなしに残った食べ物を捨てる=野生動物に食べ物を与えてしまう=行為が後を絶たない。

画面の中央右奥にはビニール袋らしい人工物がある。 動物が食べてしまうのではないかとひやひやしますが、当局は観光客を増やすことを考え、その挙句増えたサファリカーの規制を強めて自然保護を訴えていますが、ごみ処理について目立った対策が見られないのは残念な状態です。

シマウマにはバンナの王者の称号を与えましょう!!

やっぱり紹介したくなったのはヌー大移動の先導者と言われるシマウマの存在。時に無口だけれども警戒声を出すときはやたらうるさいし、ロバの声と同じです。 派手と思われるバーコード模様は、色の識別が不得意な肉食獣から見ると意外にやっかいものらしいです。

東アフリカサバンナ ケニア マサイマラ、7月、8月になると俄然注目を浴びるのがヌーの川渡り。誰が言い出したのかその数百万頭とも数十万頭とも言われています。 どれが本当の事か分かりませんが困った事にその数そのままに、川を渡り続けていると思われてしまっている事です。ヌーにも都合があるし、テレビで放映されているように、いつも川に跳び込む訳にはいかないはずですが、テレビ放映が正しいと思われている現状に抗する術はありません。

ここ数年、天候不順のせいかタンザニアからの移動の仕方が以前とは違う様な気がします。 それに川周辺の環境が大きく変わりました。ギャラリーが異常に増えたのです。 ヌーは川面だけに注意しているのではないのです。写真の中の数頭が観察人間を見ています。その距離は80mはあったでしょう。 それでも観察者は彼等に逆観察されています。

乾燥がひどい! 砂埃、土埃。 ヌーはめげません、川に下ります。 川に潜む満腹の太ったワニはもう君たちに見向きもしないでしょう。 うっとおしいのはきっと人間とカバだけですよ。                                                                                              

水の流れが速かったか、ずいぶんと下流に流された後、登れる崖を探して川辺を移動します。あまりひどい埃のせいもあって泳いでいる最中の姿を見られなかったのは残念でした。

やっと渡った対岸は岩。
ヌーの蹄が岩に滑る音と、ヌーの叫び声がマラ川の川面に響き渡ります。

マサイマラとセレンゲティ(タンザニア)との間ほどに大雨が降りました。動物は正直に水と食料がある方に移動します。 雨=草、とするならばケニアに来る予定だった後続ヌーはタンザニアに戻ってしまうか・・・。 ケニアに来るのが遅れるか・・・。 ヌーの大移動観察のチャンスはまだまだありそうな気配です。9月、場合によっては10月、さらには11月も、、などと大胆な予想と期待が勝手に浮かびます。 写真撮りま専科; 10月も企画したいと思います。

マダガスカル・悠久の時空とマリのバオバブ 

天を支える、空をつかむ。

下左;夕日が地平に隠れるのをしばらくしばらく待ってくれているようだった。 下右;夕日に染まってバオバブの下、家路を急ぎます。

下、おまけ;それはそうと、バオバブ言えば西部アフリカ、マリを忘れてはなりません。バオバブはここでも生活品や、食料、ある時は薬にもなります。 村ではバオバブを中心に聖なるドゴンダンスが行われます。 マリの社会情勢が安定して聖なる木、神々に会える日が直ぐに来ることを祈って止みません。

下; マダガスカル バオバブに守られて・・・ミステリアス マダガスカル。

5月上旬の暑い昼下がり、牛が水を飲み始めると子供たちが競うように池に飛び込んで行った。どう見ても清潔とは思えない水たまり。 天と地をつなぐようなバオバブの木の下、子供たちの声が響きわたる。

日が沈むと待ち構えたように地平が発光する。 農作業を終えた人たちが家路を急ぐころ。収穫の時期です。

左:ごく当たり前にバオバブの並木を牛車が通ります。 右:農作業を見ていて気が付いたことは排気ガスの匂いがしないことでした。 牛が実に元気いいし、人間のいうことを良くきくのでした。

マダガスカルと言えばやはり原猿を忘れてはならないでしょう。右;マダガスカル東海岸近くのペリネのインドリ インドリは小雨降る中独特な遠吠え的な声を聴きながら遭遇しました。左;アンタナナリボ近郊の保護区のコケレルシファカ(ひだり)とワオキツネザル(右)

左:ブラウンレムール。 右:ベローシファカ、有名な横跳びする環境になかった彼は、その能力を発揮することなく樹上に落ち着いていました。

西海岸モロンダバの夕日の中を下校する子供たち、何の屈託もなくはしゃぎながら家路につきます。 モザンビーク海峡はあくまでも穏やか。

左:リキシャは地元の人も利用する貴重な交通機関。 右:道端でバオバブの実を売っています。誰が店番なのか。 誰も気にしません。 バオバブの実の中身は甘酸っぱいラムネ菓子のような味がします。 時が止まってしまいました。

左:モロンダバ近くの漁村にて、タバキと呼ばれる化粧をした婦人とその孫娘らしい二人連れ。 海岸からひたすら村に向かっているところ。観光客に相当撮影されているはずなのに、我関せず堂々と陽光を浴びて進みます。 右:ホテルの朝食。フランスパンのうまさは比類ないと思われました。 うまい!。

個人的に感動したのはシトロエン2cv。 空冷エンジンのフランス製小型車が現役バリバリで活躍している姿は車好きの私に時を超えた旅感覚を与えてくれたのでした。右はお土産物屋さんに並ぶブリキ細工のシトロエン2cv。

日本発着で8日間の旅でした。しかし北部から南端に走りぬけてみたい欲求にかられる空間の連続でした。

マサイマラのヒョウ

それにししても美しいネコだと思います。エメラルド色に光る瞳は妖しい。

なぜか分かりませんが、ケニア マサイマラ保護区であまりチータとライオンを見る機会が減ったと聞きます。 人が増え、保護区内の宿泊施設が増え、生活圏が人間と野生動物が近くなりすぎているからなのだろうか。 しかし、なぜか分かりませんが、森の忍者と言われるヒョウの姿を見るケースが増えてきたようなのです。

このヒョウは母親と2頭の子供の内の1頭で、サファリカーをうるさがる訳でもなく足音も立てずにすすーっとまさに忍者歩き・・・して近づいてきました。 近すぎて母親ともう1頭の子ヒョウはフレームから外れてしまいました。

Namibia ナミビア キリン ケニア マサイマラ 風 

今までトップデザインに入れておいたヒンバの子ですが、季節に合わせて桜の写真をトップに入れました。緊張のあまりでしょうか、あくびで対応してくれたヒンバの子です。 かわいいのでもう一度載せました。

Horusib River 砂漠ゾウが水の無い川を渡って岩と岩の間を通りぬけようとしています。この写真は私のナミビアの友人が、このページの下の方に載せた渓谷を走る車の写真を見て、ゾウが居る時の素晴らしい写真を送ってきてくれました。同じ場所です。 下の写真と見比べてくださいね。 インターネットってすごいですね、 テキスト文章を翻訳して私の写真の意図を理解してくれました Danke。 今年はとても旱魃がひどくて植物も野生動物も苦しんでいるようです。

ナミビア北部に横たわるクネネ川。 乾期にも関わらず結構な早さで水がとうとうと流れる。 近所のヒンバの人達が水浴び、洗濯、家畜に水やりに来る。 川の向こう側はアンゴラです。 平和な今からは想像しがたいですが、自由と開放を目的とした人達が行き来し闘争したのはそう遠く無い話です。アンゴラ山塊から流れ出す川は南部アフリカの中でも低位置にあるカラハリ砂漠方面や大西洋流れます。 右; お母さんがせっせと洗濯、その周りで子供達が砂を投げあって遊んでいます。

クネネ川からほんの少し離れると岩と砂の世界です。 岩の間にかろうじて枯れ草がもやもやと見えます。右;クネネ川で家畜に水を与え、水浴びもした姉弟らしき二人が家路につくようです。弟の手にはペットボトルが握られいます。 貴重品の一つ。

唐突ですが、左側はケニアマサイマラのキリン。 時期もありますが緑したたる草原に道標の様にキリンが姿を現します。 遠くからでもその存在を認識出来ます(と言っても意外に見つけるのが難しい動物でもあります) 右側; ナミビアのキリン。 クネネ川があるカオコランド地帯です。雨期、それも大量に雨が降ったとき以外は水がない川がいくつもあります。 水がないときは4輪駆動車だけが走れる道になります。 谷間の川筋のカーブを曲がると突如現れたナミビアのキリン。 体色がケニアのマサイキリンより薄く、一回り小さな体格です。 両方に共通しているのが『好奇心』でしょうか。 エンジン音などで車の接近に気が付いているはずです。ある距離まで近づくと安全確認のためか、高い視線からこちらをじっと見つめてしばらく動きません。 しかし気温が高いときは陽炎が立つので写真撮影に苦労します。

ナミビアの渓谷の一つ。 こんなところまで行ってしまいました。 川には伏流水が湧き上がった水が流れています。 どんな動物が出てくるか分かりません。 日本製四輪駆動車の性能とドライバーの腕を信じていけるところまで行きます。 車は四輪を駆動させても万能ではありません。 全輪が埋まってしまうこともあるので、運転にはドライバーの豊かな経験と元の位置に戻るタイミングを読み切る勇気が必要です。 このときのドライバーは『四輪を動かすことはどういうことか!!』 が分かっているぼくとつなナミビア人で安心していられました。 しばし岩山に力強いエンジン音が響き渡るのでした。

このとき撮影者の築地はどうしていたかって? トレーラーのお弁当のみはり番をしていた。。。のかなーと思います。 周りはゾウの足跡だらけでした。 もっともゾウは人間のお弁当を食べませんけどね。ここは国立公園ではないので車の外に出ることが出来ます。 あまりにも静かで澄んだ空気で、その中でお弁当を食べたかったですが。

そういえば、ボーっとしていたときに見つけた花。 名前はまだ調べていいません。赤系の色が極端に少ない風景の中で楚々としが風情がたまりません。

ナミビア北部、カオコランド。カオコベルト地帯とも言うらしい。 ひたすら走り、走り、走る。西に傾く太陽光が枯れた草を岩山を黄金色に輝かせます。すれ違う車なんて一台もない。 陽光は強いが風は冷たい。 次の宿泊地までどのくらい? いつ着くの?車内に寂寥感のような不安感のような雰囲気が漂ってきます。 その内ドライバーが一言、アインモメント(ドイツ語でちょっと待って、と言うのだろうか)。ちょっと自然トイレ。 車は強い陽光を避ける様にやっと見つけた日陰に停車した。 風の音だけの世界、草のそよぎ音さえない。ここから更に数時間北上して、暗闇の中クネネ川に達したのでした。  風と言えば・・・・

風、風、風と言えばナミビア、ナミブ砂漠の砂丘を忘れてはなりません。砂丘は適度な大きさと粒状の砂が風と一体で作り出されるようです。 天と地を分けるかのようにシャープなエッジを持つナミブ砂漠の砂丘。 いつ行っても同じような形と高さであるように見えます。 それは風の向きによると言われています。内陸のカラハリ砂漠からの風(東風)、大西洋からの風(西風)が適度に交互に吹いて形を整えているらしいのです。 草原の風、沙漠の風。 風を感じる旅が出来るのが道祖神の旅。 風に身を任せることが出来る人が感じられる旅の世界を提供しています。

ナミビア 半砂漠地帯 ヒンバ

なんだろう! 子供たちが車に走り寄る。 当然その前に村の長にきちんと挨拶をして村に入る許しを得ています。 小さな小さな境界線もないように見えるが、結界でもあるかのようなオーラを感じたものでした。 車は村内に入らないであるような位置に停めています。

左:子守をする女性になる前の女の子。目を隠すようになる髪型だそうです。 家畜の面倒から何から良く働きます。 右;きちんと整えた髪、風格さえ感じさせる振る舞いでばばが前を通り過ぎます。 何歳なんだろう。

ナミビア北部半砂漠地帯に住むヒンバ。 湿気が全く感じられない乾燥しきった、風だけが環境の変化を感じさせます。 日影が全くない砂地の上で遊ぶ子供たちは元気いっぱい。よそ者がカメラを構えていてもわれ関せず太陽光を背中に受けるように回り込みながら走りまわります。 遊ぶ道具はなんだろう。 何十年も前の日本の子供たちは、何もなければないで相撲をとったり、石投げしたり、手をぐーにしたバットで野球、それも三角ベース。 山に入って木の実を食べたりなどがあったようだが、この荒地でふんどしいっちょの子供たちはどうしているのか、一時的な、一瞬の訪問では分かりようがないもどかしさを感じたのでした。

日陰もない・・・男たちが餌を食べさせるため、水を飲ませるため家畜を連れてどこかに行っている、まさにどこかである、見渡す限りの砂、岩のどこに草が水があるのだろう。 留守を守るおそらく母娘(左が母、右が娘ーー髪型の違い)がひょうたん(カラバシュか)に入れたミルクをひたすら揺さぶってバターを作ろうとしています。 それにしても暑い、暑い。いや、それにしても暑いけど爽やかな大気だ。 不思議にのどの渇きを感じない。

左: 家です。 家畜として鶏が居ました。 砂をほじくって餌となる虫は居るのだろうか。 ドラム缶は財産の一つでしょう。 遠くに緑があるので伏流水でもあるのだろうか。 ヒンバは家畜を養えない環境になると家を放棄して次に移動するそうな。 右:ヒンバの娘さん。 突然の無遠慮な訪問者に微笑んでくれました。 体と髪に塗るのは酸化鉄を含んで朱色になった石を、ゴリゴリと別な石の上で擦って粉にしたものを獣脂に混ぜこねたものを塗り込みます。 その石は貴重品らしく一家の長的なおばあちゃんらしき人が擦っているのを見たことがあります。

子供が怪しい?撮影者から身を隠すように、ばばの後ろに隠れます。 身にまとう布、毛皮に赤レンガ色の獣脂(オカというらしい)を塗っています。 今やヒンバ観光村ができている状況のナミビアですが、まだまだ良くも悪くも残された世界があります。 著しい社会格差をも見た思いです。

ナミビア ナミブ砂漠 砂丘

ナミブ砂漠の砂丘群。 広い涸れ川が道路になっています。 オーバーランドのトラックが砂丘のふもとに止まっています。 トラックを改造したバスのようなトラックのような、どう見ても乗り心地がよさそうに見えない、 老若男女、実にいろいろな人が乗っている。日本人のグループでは考えられないような組み合わせは彼ら(ほとんどが欧州系の人のように思える)の旅に対する精神的柔軟さや力強さを感じます。 もっとも道祖神もオーバーランドを作るようですので楽しみです。ところでこの砂漠は寒い!! 大西洋、ベングエラ寒流でたっぷり冷やされた風が海岸から70km離れたこのナミブ砂漠に達する。 早朝なんてそれはそれは寒い、いや冷たい。 写真のみんな厚着しているでしょ。 車の陰にいるのは寒さと強い日差しを避けているんですね。 動物たちも生き残りをかけているのでしょうか。この砂丘の上を歩くヒョウをいつかは見てみたいといつも思っています。