セレンゲティ国立公園
ユネスコ世界自然遺産にも指定されている、タンザニアで最も有名な国立公園です。広さは四国の8割程度、マサイ語で「果てしない草原」という意味の名を持ちます。全てを見て回るには2か月かかると言われ、視界の果ての地平線まで続く広大な草の海の所々に、特徴的なコピエ(ドイツ語で岩山の意味)が島のように散在しています。北部はケニアのマサイ・マラ、西武はアフリカ最大の湖、ビクトリア湖にも達し、東部はンゴロンゴロ自然保護区に隣接、巨大な生態系を形成しています。隣接するケニア側のマサイ・マラのおよそ8倍もの広さの中で動物の個体数はほぼ変わらないという環境で、東部アフリカに生息するほとんどの生物が観察可能です。「サファリ」という言葉のすべてが詰まっている公園です。