2019.8.23発 ヌー大移動の季節 マサイ・マラで徹底サファリ 10日間

8/23発「ヌー大移動の季節 マサイ・マラで徹底サファリ 10日間」に同行いたしました。

タイトル通り、8月のマサイ・マラはヌーの群れが集まるベストシーズン。マサイ・マラ国立保護区を南北に流れるマラ川を、命がけで渡る”川渡り“を見るために、世界中から多くの観光客が集まります。川岸に集結する何100万頭ものヌーの大群、1年に1度のご馳走を心待ちにするナイルワニ、対岸で待ち構えるライオン。アフリカの大地が育む生命のドラマを生で味わった、貴重な10日間となりました。

長い道のりを歩んできたヌーの群れ
長い道のりを歩んできたヌーの群れ

ケニアとタンザニアの国境をまたぐ広大なサバンナを、新鮮な牧草と水を求めて、1年を掛け移動を続ける、地球上でもっとも巨大な移動といわれるヌーの大移動。3月から6月にかけてタンザニアを北上してきた群れは、7月~9月、マサイ・マラを南北に流れるマラ川へ辿り着きます。
7月~9月といっても、大自然にはカレンダーはありません。その年の天候によって移動時期や場所は大きく異なり、昨年は、7月、8月にタンザニア側で降った雨により、群れの多くが引き返し、8月は、例年よりも川渡りが少なく、10月に川渡りがあったとの情報もありました。毎年、自然、ヌー達との真剣勝負なのです。

弊社では、できるだけヌーの川渡りに遭遇できるチャンスを増やすため、マサイ・マラに6連泊。さらに、宿泊いただくロッジも徹底的に選び抜いています。
マサイ・マラの中心部、マラ川を望む高台に建つ「マラ・セレナ・ロッジ」。川渡りポイントが眼下に広がる好立地で、毎年、川渡りの時期は1年以上も前から予約が入る世界的にも人気のロッジに3連泊。

マサイの家を模した、洗練されたデザイン。
マサイの家を模した、洗練されたデザイン。
エントランスからはマサイ・マラを一望できます。
エントランスからはマサイ・マラを一望できます。

さらに、ヌーが集まる時期は肉食獣もアクティブに動くことから、ハンティングなどのドラマチックなシーンを狙い、個体数、種類が多いといわれる東側エリアのテント型ロッジにも3連泊いただきます。

ゲルのような広々としたテント型ロッジ。
ゲルのような広々としたテント型ロッジ。
食事にも定評があり、どのメニューも絶品です。
食事にも定評があり、どのメニューも絶品です。

8月25日、マサイ・マラ到着日。ゲート近くのロッジで昼食を取り、マラ川を目指します。マラ川に掛かる橋を越え、マサイ・マラ西部に位置する「マラ・トライアングル」へ。東側エリアではまばらだったヌーの群れも、西側エリアは草原を埋め尽くさんばかりの数。

明日の渡りを期待できるかのようなヌーの大群。
明日の渡りを期待できるかのようなヌーの大群。

ヌーの川渡りといっても一度きりではなく、いくつものグループに分かれ、それぞれが新鮮な草を求め、マラ川を西へ東へと交互に渡りながら北上するといわれています。ここ数日間、川渡りの情報が無かったという事もあり、地平線遠くまで続く群れの様子から「明日、明後日」が勝負と判断。翌日は、朝、昼とお弁当を持って、サファリに挑むことに。ドライバーガイドたちからも、私たち以上に“川渡り”への意気込みが感じられました。

いよいよ、マラ川へ。朝日と共にゾウがお出迎え。
いよいよ、マラ川へ。朝日と共にゾウがお出迎え。
勝負前の腹ごしらえ。遠くにはヌーの群れ。食べ終えたら直ぐに川岸へ。
勝負前の腹ごしらえ。遠くにはヌーの群れ。食べ終えたら直ぐに川岸へ。
続々と川へと向かうヌーの群れ。
続々と川へと向かうヌーの群れ。
ヌーも、私たちもスタンバイok。ここからが我慢比べ。
ヌーも、私たちもスタンバイok。ここからが我慢比べ。

何百万頭ものヌーが川岸に集まっていても、渡るかどうかは確約できないのが、この川渡りの難しいところ。時には2時間も、3時間も、彼らが渡り出す瞬間を待つ必要があります。右に左に、ベストな場所を探し、いよいよ川に足を踏み入れてみても、そのルートが困難と判断すると引き返してしまう。川の深さ、崖の傾斜、さらにはカバやワニがいればなおさら、慎重に、慎重にルートを決めながらスタートします。

シマウマがスタートを切るのか、それともヌーが行くのか。約1時間コースを見定め、いよいよ1頭が崖を降り始めました。次に続けと続々と崖を降りていく大群。

勢いつけてジャンプ。
勢いつけてジャンプ。
崖を降りる途中で足を折ってしまうヌーも。
崖を降りる途中で足を折ってしまうヌーも。
小さな子どもも、背丈よりも深い河の中を、親に続けと渡ってきます。
小さな子どもも、背丈よりも深い河の中を、親に続けと渡ってきます。
川床が浅いため、シマウマさんの渡りは比較的のんびり。
川床が浅いため、シマウマさんの渡りは比較的のんびり。
20分ほど終了。サファリカーの後ろを見ると無事渡り切ったヌー達が。
20分ほど終了。サファリカーの後ろを見ると無事渡り切ったヌー達が。

午後は、ホテル近くのクロッシングポイントへ。

午前中とは比較にならないほど、岸を埋め尽くすヌーの群れ。遠く地平線のかなたからも、続々と長い行列を作り向かってきます。
午前中とは比較にならないほど、岸を埋め尽くすヌーの群れ。遠く地平線のかなたからも、続々と長い行列を作り向かってきます。
川の直ぐそこに待ち構えるナイルワニ。
川の直ぐそこに待ち構えるナイルワニ。
対岸の茂みに隠れるのはオスライオン。
対岸の茂みに隠れるのはオスライオン。

役者は揃った。スタートを切るのは誰か。車の中から、勝負の時を待ちます。ヌー達は、右に左に何度も行ったり来たりしながら、川の様子を調べては、ベストな場所を探しているよう。徐々に日差しも強くなり、ヌーと人間との根競べ。岩場が多く、飛び込んでみるものも足を滑らせ戻ってしまい、なかなか渡らない。結局、1時間半ほど待ってみるも、残念ながら日没前までに渡りを見ることはできませんでした。

2日目。朝早く朝食を取り、見学場所をロッジ近くのクロッシングポイントに絞り、勝負をすることに。

新たな1日の始まりです。
新たな1日の始まりです。
既に数等のヌーが川岸に。のんびりと給水中。
既に数等のヌーが川岸に。のんびりと給水中。
シマウマも水飲み中。
シマウマも水飲み中。
暫くすると、いつの間にか始まった川渡り。
暫くすると、いつの間にか始まった川渡り。
終了したかと思った瞬間、待っていましたかと言わんばかりの群れが茂みから。
終了したかと思った瞬間、待っていましたかと言わんばかりの群れが茂みから。
必死で崖を登る姿。
必死で崖を登る姿。
渡り切った後も、対岸に残る仲間を心配そうに眺めるヌー達。中には、川を引き返し、仲間を呼びに行く者も。
渡り切った後も、対岸に残る仲間を心配そうに眺めるヌー達。中には、川を引き返し、仲間を呼びに行く者も。
最初の渡りから約2時間。3~4グループが次から次へと渡っていきました。
最初の渡りから約2時間。3~4グループが次から次へと渡っていきました。
ヌー達の傍らで、水を飲むゾウの親子。
ヌー達の傍らで、水を飲むゾウの親子。
シマウマ、ヌー、それぞれがスタートポイントを探っています。
シマウマ、ヌー、それぞれがスタートポイントを探っています。
約40分後、ついに始まった川渡り。
約40分後、ついに始まった川渡り。
身をひそめながら、列に近づくワニの姿も。
身をひそめながら、列に近づくワニの姿も。
岩場が多く足を滑らせワニに食べられ命を落とすヌーも。
岩場が多く足を滑らせワニに食べられ命を落とすヌーも。
必死に川を渡り切ると、沿岸に待ち伏せているのは、昨日と同じオスライオン。
必死に川を渡り切ると、沿岸に待ち伏せているのは、昨日と同じオスライオン。
お腹を空かせている様子。
お腹を空かせている様子。
子どものシマウマを狙うも、残念ながら失敗。群れを離れたばかりの若いオスは、狩りが苦手なようです。
子どものシマウマを狙うも、残念ながら失敗。群れを離れたばかりの若いオスは、狩りが苦手なようです。
午後、さらに数を増やしたヌーの群れ。
午後、さらに数を増やしたヌーの群れ。

2時間以上待つも動きが無く、諦めかけた時。別の場所で待機していた、もう1台から連絡が。

しぶきを上げながら渡り始めるヌーの姿が。
しぶきを上げながら渡り始めるヌーの姿が。

あっという間に10分間の渡りは終了。最終的には、2日間で約4回もの川渡りを観察することができ、命をかけた野性の営みをまざまざと見せつけてくれました。

ツアーの一番の目的であった川渡りを見事にクリアし、翌日は、マサイ・マラ東側へ。クロサイ、ヒョウ、チーターなどの肉食獣・草食獣を狙います。

絶滅危惧種である貴重なクロサイの親子。シャイな性格のサイが、サファリカー近くまで近づいてくることはとても珍しいことです。
絶滅危惧種である貴重なクロサイの親子。シャイな性格のサイが、サファリカー近くまで近づいてくることはとても珍しいことです。
サファリカーの目の前、道を埋め尽くすヌーの行進。
サファリカーの目の前、道を埋め尽くすヌーの行進。

マラ川にかかる橋を渡り、東側へ。西側では、地平線遠くまで、見渡す限り広がっていたヌーの群れは、東側では疎ら。

羚羊類で最も大きいといわれるエランド。この時期はエランドが多いようで、エランドの群れをよく見かけました。
羚羊類で最も大きいといわれるエランド。この時期はエランドが多いようで、エランドの群れをよく見かけました。
水場で出会ったウォーターバック。
水場で出会ったウォーターバック。
オスのダチョウ。
オスのダチョウ。
朝ご飯を食べるバッファローの群れ。
朝ご飯を食べるバッファローの群れ。
伸びをするチーター。
伸びをするチーター。

ヌーの群れが集まるこの時期は、肉食獣たちもアクティブです。

捉えたばかりのヌーの子どもを食らうメスライオン。
捉えたばかりのヌーの子どもを食らうメスライオン。
獲物を探すアフリカソウゲンワシ
獲物を探すアフリカソウゲンワシ
おこぼれを待つハイエナ。
おこぼれを待つハイエナ。
おこぼれゲット。
おこぼれゲット。

マサイ・マラ滞在後半、出会いたいと探していたのが、マサイ・マラで有名なチーター5兄弟とヒョウ。

雨の中出会った、チーター5兄弟。仲間で寄り添い雨を凌いでいます。
雨の中出会った、チーター5兄弟。仲間で寄り添い雨を凌いでいます。
いつも一緒の5匹。
いつも一緒の5匹。
雨が止み、獲物を探し歩き出す5兄弟。残念ながら狙いは定まらず。
雨が止み、獲物を探し歩き出す5兄弟。残念ながら狙いは定まらず。

マサイ・マラ滞在最終日。ハイライトとして期待したいのは、前日に出会ったチーター兄弟のハンティング。昨日は獲物を捕らえることが出来なかった彼らがお腹を空かせていることは確実でした。

チーターファイブ。
チーターファイブ。
マーキングをしながら獲物を探して移動します。
マーキングをしながら獲物を探して移動します。

しばらく兄弟の動きを追いかけるも、雨が降り出し、いったん引き返すことに。午後、昼食を取りサバンナに戻ると、なんと、兄弟の姿が。

辺りを気にしながら仕留めたばかりのシマウマを食べる兄弟。
辺りを気にしながら仕留めたばかりのシマウマを食べる兄弟。
まだ荒い息。
まだ荒い息。

残念ながら、ハンティングシーンは逃してしまいましたが、前日からお腹を空かせていた5兄弟が無事に、食事にありつくことができ、私たちも一安心。また、次も元気な彼らの姿に出会えることを祈って。

東側に移動してから探し続けていたヒョウ!茂みの影から発見。
東側に移動してから探し続けていたヒョウ!茂みの影から発見。
木の上でくつろぐヒョウも。
木の上でくつろぐヒョウも。
サバンナで食べた絶品朝食。
サバンナで食べた絶品朝食。
一瞬と同じ景色はないサバンナ。
一瞬と同じ景色はないサバンナ。
長い1日の終わり。空から1筋の虹。
長い1日の終わり。空から1筋の虹。

結果的に、ツアーの一番の目的であった、ヌーの川渡り、そしてヒョウ、クロサイというビック5も達成。実に、中身のぎっしり詰まったサファリ旅となりました。「待つ」「耐える」時間が非常に多かったのですが、決定的な瞬間に出会うためには、このレポートでは伝えきれないほどの多くの時間を動物たちと共有する必要があり、それこそがサファリの面白さだと感じました。

6日間のマサイ・マラ滞在と聞くと長く感じるかもしれませんが、広大なサバンナに暮らす野生動物の一瞬を捉えるには、決して長くはありません。

サバンナに沈む夕日
サバンナに沈む夕日

川で命を落としたヌーの骨は、時間を得て、やがて川の栄養となり、自然に還元されるそうです。ヌーの川渡りという生と死のドラマを通して、過酷なサバンナで生きる野生動物の強さと自然の摂理、やさしさを体験することができました。

川渡りが見られるかどうかは神のみぞ知るですが、この時期の迫力ある命の営みを間近で味わう体験は、訪れる価値ありです。

早速、来年のツアーも発表しております。
■【特別企画】ヌー大移動の季節 マサイ・マラで徹底サファリ 9日間

ぜひ、ご参加ください!

アフリカカルチャー講座「旅するアーティストSUGEE(スギ)さんの南アフリカの不思議な植物講座」

6月15日(土)世界中を旅して各地のシャーマンと交流し、そこでの植物と人との共生の姿を学んだアーティストSUGEE(スギ)さんによる南アフリカの植物講座が開催されました。

群馬県館林市の温室にて約3000個以上もの多肉植物を育てられており、当日は、メセン・リトープス、ハオルシア、パキポディウムなど5種類程度の多肉植物をお持ちいただき、旅の話も交えながら、直接、見て触れて植物の不思議や育て方についてざっくばらんにお話しをしてくださいました。

地球上の植物の約20%がこの地に自生すると言われる南アフリカは、植物の宝庫。一度食べると3日間はお腹が空かないといわれることから、南アフリカ、サン族が狩りを始める成人男性のイニシエーション(通過儀礼)に使うホーディア。アーティストでもあるスギさんの曲にも使われている、南アフリカにいるマタラという民族がとても大切にしている雨期を知らせる鳥(Lightning Birdシュモクドリ)のお話など、南アフリカの人々にとって、植物・動物は、太古から実によく共生し、暮らしの一部であったことが分かりました。質疑応答では、実際に、生歌も披露していただき、嬉しいサプライズも。

多肉植物
多肉植物

砂漠地帯ナミビアで自生する、ぷっくりとした見た目が愛らしいリトープスは、参加者の中でも非常に人気で、不思議と見飽きない知的好奇心を満たしてくれる植物はほかにはないのではないかというほど、多肉植物の奥深い魅力は尽きることがありません。

紹介しきれなかった植物ばかりでしたので、館林の温室訪問ツアーや、南アフリカ多肉植物ツアーなど、今後もスギさんとコラボレーションをしていけたらと考えております。

■SUGUEE(ミュージシャン・アーティスト)
Facebook: https://m.facebook.com/SUGEE.official/
WEB: https://www.shamansugee.com/

2019.4.26発 GW特別版 タンザニア・サファリ・ハイライト 11日間

4/26(金)発「GW特別・タンザニア・サファリ・ハイライト11日間」に同行させていただきました。

雨期のタンザニア。車窓にうつる、白や黄色の花々が咲き誇る桃源郷のようなンゴロンゴロ、新緑のサバンナは、私たちの目を楽しませ、どこか動物たちも喜んでいるようでした。「運が良い」という言葉を何度も口にするほど、感動的な出会いが多く、心配していた雨に打たれることもなく、最終日、空港到着後、私たちの帰りを惜しむかのように降り出したスコールがどこか、この旅行を祝福してくれているようでした。

ツアー初日に訪れるのは、タンザニアサファリの起点になるアルーシャの街から約3時間のマニャラ湖。マニャラは、マサイ語で、サボテンの一種、エマニャラ(ミドリサンゴ)が由来。昔、マサイの人々がこの地へ移動してきた時、動物達が嫌がる毒性の液体を出すこの植物が、大切な家畜を天敵であるライオンから守ってくれたという事から、湖の名前が付いたそうです。

この日は日曜日。マニャラ湖手前の小さな町ムトワンブは、朝の教会へ向かう人々の姿も。

「この辺りにはゾウが現れることがある」とドライバーが説明をしたすぐ後に、現れたゾウの兄弟。ゾウたちもこれから朝の教会へ向かうのかなと話していました。
「この辺りにはゾウが現れることがある」とドライバーが説明をしたすぐ後に、現れたゾウの兄弟。ゾウたちもこれから朝の教会へ向かうのかなと話していました。
揚げるとお芋のような味のするグリーンバナナ。
揚げるとお芋のような味のするグリーンバナナ。
ムトワンブで良く販売されているレッドバナナ。持ち帰れないのが残念なほど甘くて濃厚。
ムトワンブで良く販売されているレッドバナナ。持ち帰れないのが残念なほど甘くて濃厚。
マニャラ湖国立公園到着。
マニャラ湖国立公園到着。
樹木の中を群れで動きまわっていたブルーモンキー。体毛の色が光の当たり具合によって、ブルーにみえるとか。
樹木の中を群れで動きまわっていたブルーモンキー。体毛の色が光の当たり具合によって、ブルーにみえるとか。
多種多様な活用方法があるソーセージツリー。アボガニー、アカシア、イチジクなど地下水の影響で多くの木々が群生しています。
多種多様な活用方法があるソーセージツリー。アボガニー、アカシア、イチジクなど地下水の影響で多くの木々が群生しています。
アフリカトキコウの群れ。水鳥達の楽園。
アフリカトキコウの群れ。水鳥達の楽園。
大地溝帯の崖を登ってンゴロンゴロへ。
大地溝帯の崖を登ってンゴロンゴロへ。
ンゴロンゴロ自然保護区へ到着。
ンゴロンゴロ自然保護区へ到着。

巨大なクレーターが有名な、ンゴロンゴロ自然保護区。数百年前の大噴火と地殻変動によってできた巨大なカルデラ内では、約2万5000頭もの野生動物たちが生息しています。地球の割れ目とも言われる大地溝帯に位置し、断層からは数百万年前もの人類の化石や足跡などが発見され、人類発祥の地「オルドバイ峡谷」も見どころの一つ。放牧、居住が許された自然保護区内はマサイの人々が暮らしており、動物の楽園だけではなく、太古から人間と動物が共に暮らしていたことが窺われます。

ンゴロンゴロクレーター。(正しくはカルデラ)600m下に広がる平原には、ゾウやバッファローなどの姿も。
ンゴロンゴロクレーター。(正しくはカルデラ)600m下に広がる平原には、ゾウやバッファローなどの姿も。
色鮮やかな緑の絨毯のようなクレーター内。
色鮮やかな緑の絨毯のようなクレーター内。
サファリスタート早々現れたセグロジャッカル。この時、右側にはサーバルキャットも!しかりと、お客様が見つけておりました。
サファリスタート早々現れたセグロジャッカル。この時、右側にはサーバルキャットも!しかりと、お客様が見つけておりました。
ンゴロンゴロの色白ヌーおじさん。
ンゴロンゴロの色白ヌーおじさん。
出で立ち、歩き方、全てが癒しのイボイノシシ。
出で立ち、歩き方、全てが癒しのイボイノシシ。
鮮やかな黄色が目に留まったカオグロウロコハタオリ。
鮮やかな黄色が目に留まったカオグロウロコハタオリ。
モデルのような美しい姿勢でサファリカーの前に現れたズグロアオサギ。
モデルのような美しい姿勢でサファリカーの前に現れたズグロアオサギ。
マガディ塩湖にはフラミンゴの群れ。
マガディ塩湖にはフラミンゴの群れ。
絶滅危惧種の希少なクロサイ2頭も。
絶滅危惧種の希少なクロサイ2頭も。

ンゴロンゴロでは、マサイの村も訪れました。時間帯が夕方だったという事もあり、放牧に出かけていた牛たちが戻ってきて、これから、牛を寝床(敷地の真ん中にある牛小屋)に入れると少し忙しそうなマサイの方々でした。

マサイの人々の大切な燃料・牧を運ぶ女性たち。
マサイの人々の大切な燃料・牧を運ぶ女性たち。
ウェルカムソングでお出迎え。
ウェルカムソングでお出迎え。
牛フンを使って造られるという彼らが暮らす住まいも紹介。
牛フンを使って造られるという彼らが暮らす住まいも紹介。
マサイ村からの眺め。
マサイ村からの眺め。
夕焼けの後のほんのわずかな時間に訪れる蒼の時間。ンゴロンゴロのロッジにて。
夕焼けの後のほんのわずかな時間に訪れる蒼の時間。ンゴロンゴロのロッジにて。
クレーターを照らす朝焼け。
クレーターを照らす朝焼け。
ンゴロンゴロ自然保護区クレーターの外側は雨期にしか見ることのできない黄色い鮮やかな花が咲き誇っていました。
ンゴロンゴロ自然保護区クレーターの外側は雨期にしか見ることのできない黄色い鮮やかな花が咲き誇っていました。
花畑とヌーおじさん。
花畑とヌーおじさん。
放牧の群れと、遠くにはシマウマ、ヌー。野生動物と家畜が共存する珍しい光景が広がっていました。
放牧の群れと、遠くにはシマウマ、ヌー。野生動物と家畜が共存する珍しい光景が広がっていました。
ンゴロンゴロ自然保護区内に位置する、人類発祥の地と言われるオルドバイ峡谷。
ンゴロンゴロ自然保護区内に位置する、人類発祥の地と言われるオルドバイ峡谷。

この名前、正しくは、「オルト“パイ”」という名前という事はご存知ですか??この地を訪れたドイツ人生物学者が、自生するサイザル(マサイ語でオルトパイ)を聞き間違ってオルドバイと呼んでしまったため、オルドバイになったそうです。

私たち人類の歴史を伝える地層。オルトパイを指し棒代わりに使いながら、ローカルガイド・グレースが丁寧に説明してくれました。
私たち人類の歴史を伝える地層。オルトパイを指し棒代わりに使いながら、ローカルガイド・グレースが丁寧に説明してくれました。

200万年も前の地層の周りでは、マサイの人々が牛を負い、サルの親子が毛繕いをし、人も動物も変わらぬ日常を送っていました。この地から旅に出た私たちの祖先たちも、きっと太古の時代も同じように、家族と共に暮らしていたのでしょうね。

そして、いよいよ“果てしない草原”セレンゲティへ。

1年のサイクルで移動を繰り返すヌーの大群。今回は、ミネラル豊富な草木が生えるセレンゲティとンゴロンゴロの境界線沿い、そしてセレンゲティの中央部に多くのヌーやシマウマの群れが集まってきており、2月頃に産まれたばかりの子どもたちの姿も多く観察することができました。

新鮮な草木を求めてセレンゲティをまたにかけるヌーの大移動。
新鮮な草木を求めてセレンゲティをまたにかけるヌーの大移動。
シマウマたちも新鮮な草を求めて移動しています。
シマウマたちも新鮮な草を求めて移動しています。

特にセレンゲティでのサファリで、想い出深い出来事の一つは、チーターの親子との出会いです。セレンゲティを南から北に通る一本道をロッジに向かって進んでいた時のこと、道路を横切ろうとするチーターが目の前に。

道路側を見つめるお母さんの後ろには、叢から微かに顔をのぞかせる5匹のお赤ちゃんチーターが。
道路側を見つめるお母さんの後ろには、叢から微かに顔をのぞかせる5匹のお赤ちゃんチーターが。
道の反対側を目指し、先頭を行くのはお母さん。そして、その後ろを生後1か月半余りの子どもたちが追いかけます。
道の反対側を目指し、先頭を行くのはお母さん。そして、その後ろを生後1か月半余りの子どもたちが追いかけます。
必死でお母さんに付いていくも、子どもたちの背丈よりも長い草が邪魔をし、お母さんが見当たらない。「お母さ~ん。どこ~?」と、お母さんを呼ぶ鳴き声が。
必死でお母さんに付いていくも、子どもたちの背丈よりも長い草が邪魔をし、お母さんが見当たらない。「お母さ~ん。どこ~?」と、お母さんを呼ぶ鳴き声が。
鳴き声に気づく母。
鳴き声に気づく母。
声のする方へ向かうも、他の子たちもお母さんについて戻るため、 1匹見つけては、1匹見失い、何度も繰り返しながら、ようやく、全員が渡り切ることができました。
声のする方へ向かうも、他の子たちもお母さんについて戻るため、 1匹見つけては、1匹見失い、何度も繰り返しながら、ようやく、全員が渡り切ることができました。
お母さんの後ろを必死でついていく子どもたちの姿、そして、たった一人で子どもたちを守るお母さんの姿に、動物も人間も変わらない母と子の絆を感じました。
お母さんの後ろを必死でついていく子どもたちの姿、そして、たった一人で子どもたちを守るお母さんの姿に、動物も人間も変わらない母と子の絆を感じました。

そして、産まれる・生きる命があれば、生きながらえる命との出会いも。セレンゲティ2日目は、特に自然の摂理を感じずにはいられませんでした。サファリの途中に出会った群れから遅れてしまったシマウマ。口からは粟を噴き、顔の周りにはハエがたかり、明らかに衰弱しているのが分かりました。ガイドのキサモによると、恐らく、高齢による衰弱で、ハイエナ達にいずれ狙われるだろうと。

数百メートル先の群れを弱弱しく見つめるシマウマの表情が脳裏に残りながら、サファリを進めると、その先には、泥沼に足を取られ横たわるヌーの姿が。若干、耳が動き、まだ息はあるも、足も折れているようで自力で這い上がることは不可能。あの場で倒れ込むことしか出来ない彼もまた、シマウマと同じように、ゆくゆくは捕食者の格好の標的になってしまいます。

そんなこの日は、最後にクライマックスが。ヒポプールで、夕日とカバを眺めていた時に起こりました。

ヒポプールで気持ちよさそうに水浴びをするカバ親子
ヒポプールで気持ちよさそうに水浴びをするカバ親子
夕方近くになり、岸に上がってくるカバたちも。
夕方近くになり、岸に上がってくるカバたちも。

存分に、カバ観察を楽しみ、岸の反対側にいるヌーの群れを眺め終え、車に戻ろうとした時でした。向こう岸で川を渡るヌーの群れが!

突然始まったヌーの川渡り。
突然始まったヌーの川渡り。
次から次へと前に続け続けと渡っていきます。
次から次へと前に続け続けと渡っていきます。

予想外の展開に、渡り終えた後は、皆さんでジャンボブワナを合唱!川渡りといえばマラ川が有名ですが、こういったいくつもの川を越え、1年をかけて3,000㎞もの距離を移動するヌーたちの群れを、来年も無事に戻ってくるよう祈りを込めて眺めていました。

セレンゲティのヌーの群れ
セレンゲティのヌーの群れ
子どもたちも親に続いて。
子どもたちも親に続いて。
水飲みも親と一緒に。
水飲みも親と一緒に。

セレンゲティでは有難いことに毎日のようにヒョウを見ることができました。

ヒョウの左側には3頭のヌーの足が!大切な食材を綺麗に並べており、几帳面なヒョウのようです。
ヒョウの左側には3頭のヌーの足が!大切な食材を綺麗に並べており、几帳面なヒョウのようです。
居眠りライオン。
居眠りライオン。
居眠りライオンハネムーン。
居眠りライオンハネムーン。
コピエの上でも日向ぼっこライオン。
コピエの上でも日向ぼっこライオン。
若いライオン兄弟。昨日狩りをしたようで、顔の周りにはハエが。
若いライオン兄弟。昨日狩りをしたようで、顔の周りにはハエが。
百獣の王の魅惑のおちり。
百獣の王の魅惑のおちり。
遠くを眺めるクリップスフィンガー。
遠くを眺めるクリップスフィンガー。
下を器用に使って大好きなアカシアを召しあがっております。
下を器用に使って大好きなアカシアを召しあがっております。
サファリカーを観察するマサイキリン。
サファリカーを観察するマサイキリン。
派手な色が特徴のクラハシコウ。
派手な色が特徴のクラハシコウ。
小さな卵を守るシロクロゲリ。無事に孵化しますように!
小さな卵を守るシロクロゲリ。無事に孵化しますように!
配色がピカイチのライラックニシブッポウソウ。
配色がピカイチのライラックニシブッポウソウ。
広大なサバンナを移動していたヒョウモンリクガメ。
広大なサバンナを移動していたヒョウモンリクガメ。
サバンナランチ。
サバンナランチ。
とある日のランチボックス。草原で食べる食事は格別です!
とある日のランチボックス。草原で食べる食事は格別です!
ハイエナが捕らえたヌーに群がるマダラハゲワシ。
ハイエナが捕らえたヌーに群がるマダラハゲワシ。
ハイエナ1匹vsマダラハゲワシの大群。
ハイエナ1匹vsマダラハゲワシの大群。
遠くにはおこぼれを狙うジャッカルが。
遠くにはおこぼれを狙うジャッカルが。
普段はこんなおとぼけな表情も見せてくれるハイエナ。
普段はこんなおとぼけな表情も見せてくれるハイエナ。

ツアーの最後は、フォトジェニックなバオバブの木で有名なタランギレ国立公園へ。

「置かれた場所で咲きなさい」そんなメッセージを伝えるバオバブの木。
「置かれた場所で咲きなさい」そんなメッセージを伝えるバオバブの木。

宿泊したロッジは、公園が一望できる眺めの良いテント型ロッジ。公園内にあるため、敷地内は常に動物たちが行き来をしています。テントを出るとウォーターバックが!という事も。

タランギレ宿泊の日は新月ということもあって、夜には満点の星空。星たちが輝く中、動物の鳴き声を聞きながら眠りにつくという、サファリの醍醐味も味わうことができました。

タランギレで宿泊したテント型ロッジ。
タランギレで宿泊したテント型ロッジ。
ロッジの周りをぴょんぴょん飛んでいたディグディグ。
ロッジの周りをぴょんぴょん飛んでいたディグディグ。
タランギレ国立公園を一望できる眺めの良いロッジ。
タランギレ国立公園を一望できる眺めの良いロッジ。
早起きして、公園で朝食。ガイドのユスフがタンザニアの歴史、アフリカの民俗について朝のレクチャーをしてくれました!
早起きして、公園で朝食。ガイドのユスフがタンザニアの歴史、アフリカの民俗について朝のレクチャーをしてくれました!
ガイドのユスフ。レンジャーでもあるこの日のシャツは、レンジャーユニフォーム。
ガイドのユスフ。レンジャーでもあるこの日のシャツは、レンジャーユニフォーム。
口数は多くないも、丁寧に説明してくれるガイド・キサモ。安全運転、動物をたくさん良く見つけてくれてアサンテサナ!
口数は多くないも、丁寧に説明してくれるガイド・キサモ。安全運転、動物をたくさん良く見つけてくれてアサンテサナ!
とても貴重なフサミミオリックスの群れ。ガイドのユスフはタランギレで見るのは初めて。キサモも6年ぶりと!
とても貴重なフサミミオリックスの群れ。ガイドのユスフはタランギレで見るのは初めて。キサモも6年ぶりと!
みんなでオリックスポーズ。
みんなでオリックスポーズ。
これまたタランギレでは珍しいチーターも。
これまたタランギレでは珍しいチーターも。
バオバブとウォーターバック。
バオバブとウォーターバック。
夫婦で巣作りをするアカハシコサイチョウ。
夫婦で巣作りをするアカハシコサイチョウ。
タランギレ川沿いで見かけたハイガシラショウビン
タランギレ川沿いで見かけたハイガシラショウビン
タランギレの代名詞、バオバブとゾウ。
タランギレの代名詞、バオバブとゾウ。
いずれ群れを卒業する若いオスも。息子が独り立ちをするのも母の大切な仕事とガイドのユスフが教えてくれました。
いずれ群れを卒業する若いオスも。息子が独り立ちをするのも母の大切な仕事とガイドのユスフが教えてくれました。
バオバブとアフリカの夕日。
バオバブとアフリカの夕日。

あそこで、カバをゆっくり見ていなければ、あそこで、ガイドのキサモが反対岸ヌーの姿を発見していなければ、ヌーの川渡りは見ることができなかった。野生動物、自然の中に、私たちがお邪魔させていただくからこそ、一緒に過ごさせていただいたお客様の動物愛、ガイドの頑張りが全ての「ラッキー」を引き寄せていたのだと思います。

どんな動物に出会えるかだけではなく、どんな「景色・ストーリー」に出会えるか、それこそタンザニア・サファリの楽しみではないかと感じた11日間でした。

■タンザニア・サファリ・ハイライト
■タンザニアのツアー一覧はこちら

根本

モリンガコーヒー from ザンビア

90種以上もの栄養素を含み、次世代のスーパーフードとも言われているハーブ・モリンガ。そのモリンガがブレンドされたコーヒーをいただきました!モリンガの独特の香りは全く無いので、コーヒーとして楽しみながら、多くの栄養素を取り入れることができる、なんだか得した気分になるコーヒーです!

by 根本

2019.2.8発 道祖神40周年記念ツアー セネガル ふれあいとカルチャー体験 8日間

2/8発「道祖神40周年記念ツアー セネガル ふれあいとカルチャー体験  8日間」に同行させていただきました。
昨年ワールドカップで一躍有名になったセネガル。
アイコニックで派手な観光名所は無くとも、衣食住、さらに音楽といった暮らしそのものに魅力が溢れており、まさに彼らの生活を肌で感じる「ふれあい旅」となりました。

■ダカール観光

アフリカ大陸最西端のベルデ岬にあるセネガルの首都ダカール。
植民地支配を得て発展を遂げたセネガルは、カラフルで雑多なアフリカらしさと、歴史・宗教が混ざり合い、独特な雰囲気を持ち、街並みを眺めるだけでも目を楽しませてくれます。

特にこのダカールの街を鮮やかに彩っているのが、乗り合いバス・カーラピット。セネガル初日は、このド派手なカーラピットに乗って市内を巡りました。
停留所もなし、定員は乗り切れるだけ。
バスの後ろにつかまり立ちをする呼び子がこれでもかというほど、色とりどりの衣装をまとった人々を日本の満員電車のように詰めていきます。

ド派手な動くアート。
ド派手な動くアート。
漁の船もなんとも鮮やか!
漁の船もなんとも鮮やか!
街中は路上アートもたくさん。
街中は路上アートもたくさん。
路上仮面店。無造作に飾られているように見えて、全て商品。建物の壁を活用してお店を設けるとは、その創造力にアッパレ!
路上仮面店。無造作に飾られているように見えて、全て商品。建物の壁を活用してお店を設けるとは、その創造力にアッパレ!
セネガル特産品ともいえる、砂絵。色とりどりの砂を何重にも重ね描いていき、人々の暮らしを生き生きと描いていきます。
セネガル特産品ともいえる、砂絵。色とりどりの砂を何重にも重ね描いていき、人々の暮らしを生き生きと描いていきます。
3分程度であっという間にした絵の出来上がり。これを3日ほどかけて完成させるようです。
3分程度であっという間にした絵の出来上がり。これを3日ほどかけて完成させるようです。
人口の90%がイスラム教のセネガルは、フランス統治時代の雰囲気を残しつつもイスラムの建築物も数多く見かけます。3つの窓は過去・現在・未来を意味しているそうです。
人口の90%がイスラム教のセネガルは、フランス統治時代の雰囲気を残しつつもイスラムの建築物も数多く見かけます。3つの窓は過去・現在・未来を意味しているそうです。
今なお、生活を支えるローカル市場。
今なお、生活を支えるローカル市場。
セネガルはシーフードも有名。
セネガルはシーフードも有名。
水揚げされたばかりの新鮮な魚たち。
水揚げされたばかりの新鮮な魚たち。
スパイスやお野菜などは量り売り、小分け販売。買ったけれど使いきれず腐らせてしまうこともあるので、この量り売りが家の近くにもあったら便利ですよね。
スパイスやお野菜などは量り売り、小分け販売。買ったけれど使いきれず腐らせてしまうこともあるので、この量り売りが家の近くにもあったら便利ですよね。
お店の前で玉ねぎカット中。カット野菜は主婦の見方!
お店の前で玉ねぎカット中。カット野菜は主婦の見方!
アフリカの方々の肌を守るシアバターも量り売り。
アフリカの方々の肌を守るシアバターも量り売り。
路上ギフトショップ。プレゼントのサイズもアフリカサイズ。
路上ギフトショップ。プレゼントのサイズもアフリカサイズ。

セネガルは着倒れの国としても有名です。
服を仕立てるということはセネガルでは一般的。生地屋でお気に入りの布を選び、行きつけの仕立屋で希望のデザインをオーダーし、1日程度であっという間に完成。バイクにMYミシンを載せた、移動型テーラーなんかもいたりします!

デザイン、色のこだわりだけでなく、仕立てた服と併せて、髪形やメイクにまでこだわるお洒落な女性も沢山。流行はあるものの、それぞれが自分自身に合ったスタイルを追求していて魅力的な女性ばかりでした。

個性的な模様も沢山。
個性的な模様も沢山。
幾何学模様、お花、扇風機、時計、果物、はたまたiPhoneやFacebookマークなど今風の模様なども。
幾何学模様、お花、扇風機、時計、果物、はたまたiPhoneやFacebookマークなど今風の模様なども。
参加者で布を選び洋服を仕立ててもらいました!
参加者で布を選び洋服を仕立ててもらいました!
出来上がりはこちら!!
出来上がりはこちら!!

街中は、アフリカらしい鮮やかな洋服を装った人々の個性で溢れており、町行く人の服のデザイン、模様、ファッションを眺めるのもちょっとしたダカール観光の面白さです。

■ギニアブルク村訪問

ダカールから車で約1時間程度の小さな集落ギニアブルク村。村を歩けば、みんな知り合いというように、村の人全員が家族のような村でした。

町に続く道は未舗装路。
町に続く道は未舗装路。
ダンスと歌でお出迎え!
ダンスと歌でお出迎え!
村の方々の定番食、ポーションをいただきました。稗やアワを使った、お粥のような食感。味は粉ミルクでした。
村の方々の定番食、ポーションをいただきました。稗やアワを使った、お粥のような食感。味は粉ミルクでした。

さて、セネガルは、なんといっても食も魅力です。
村の朝ごはんはポーションが定番だそうですが、毎日1食(特に昼食)は必ずお米というほどセネガルは日本と同じ米文化の国なのです。

お米とお魚やお肉、お野菜を一緒に食べる料理が多く、日本人の舌には非常に合う味ばかり。むしろ、美味しくて食べ過ぎてしまうという難点もありますが。

伝統食チェブ・ジェンとヤッサ。
今回はこの2つを村の女性たちと一緒に、アフリカタイムを楽しみながら作りました。

『チェブ・ジェン』チェブが「炊き込みご飯」、ジェンが「魚」とその名の通り野菜や魚の煮汁で炊いたご飯の上に、魚と野菜を乗せた一品。
『チェブ・ジェン』チェブが「炊き込みご飯」、ジェンが「魚」とその名の通り野菜や魚の煮汁で炊いたご飯の上に、魚と野菜を乗せた一品。
『ヤッサ・ジェン』ご飯の上に揚げた魚、スパイスを利かせた玉ねぎソースをかけていただく料理です。チキンなども良く一緒に食べられます。
『ヤッサ・ジェン』ご飯の上に揚げた魚、スパイスを利かせた玉ねぎソースをかけていただく料理です。チキンなども良く一緒に食べられます。
エコバッグならぬカラバッシュを持って村の小さな商店で食材を調達へ。
美しいアフリカ女性のシルエット。
美しいアフリカ女性のシルエット。
村の女性が集まる軒先商店。
村の女性が集まる軒先商店。
野菜、お魚、スパイスなどを購入しました。
野菜、お魚、スパイスなどを購入しました。
包丁というより、ナタ?で魚の処理をしていきます。
包丁というより、ナタ?で魚の処理をしていきます。
マンゴーの木の下でガールズトークをしながらお料理。子どもの面倒は、村の女性みんなで。
マンゴーの木の下でガールズトークをしながらお料理。子どもの面倒は、村の女性みんなで。
スパイスをすり合わせ。
スパイスをすり合わせ。
食欲そそる香りのスパイスを魚へ詰め詰め。
食欲そそる香りのスパイスを魚へ詰め詰め。
たっぷりの油で揚げます。
たっぷりの油で揚げます。
トマトを使った赤チェブ・ジェンづくり。
トマトを使った赤チェブ・ジェンづくり。
女性が食事を作る間、男性はというと、別のマンゴーの木の下で、茣蓙作りや馬の世話。私たちもゴザづくり体験をさせていただきました。
女性が食事を作る間、男性はというと、別のマンゴーの木の下で、茣蓙作りや馬の世話。私たちもゴザづくり体験をさせていただきました。
約1時間程度で完成!
約1時間程度で完成!
作った茣蓙の上でいただきます!
作った茣蓙の上でいただきます!

一つのプレートをみんなで囲んで食べるのがセネガル流。
各々が食べる範囲を決め、他の人のテリトリーを守りながら一緒に食べるそうで、セネガルの家族仲の良さが現れていました。

時間はかかる料理でしたが、みんなで手間暇かけた料理はやはり絶品でした。
ちょうど、子供たちがお昼を食べに帰ってくる時間とも重なり、家の外には子供たちの遊び声が。村のゆったりとしたリズムをたっぷりと味合い、贅沢なアフリカンタイムを過ごしました。

村の子供たち。
村の子供たち。
帰りは馬車で村とお別れ。
帰りは馬車で村とお別れ。

■グリオ宅訪問

グリオ(griot、マンディンカ語:ジャリ(jali))(ジェリ)は、西アフリカの世襲制の職業音楽家。
無文字文化の中で、歴史、情報、各家の系譜、教えや教訓などをメロディに載せて人々に代々伝え続けてきた彼らは、その知識の量の豊富さから、王の側近として仕える方もいたようです。
今もその血脈は継承され、ユッスーユッスー ンドゥールなど世界的にも有名なミュージシャンも輩出しており、伝統的なリズムとジャズやポップが融合し新たな音楽シーンの発展にも貢献してきました。

さて、今回は、ダカール市内から1時間ほどにあるグリオご家庭を訪問。サバールというセネガルの伝統太鼓とダンスレッスンを体験してきました。

「ババン!ババン!ドンドンドン!」空に響きわたる太鼓の音でお出迎えです。
「ババン!ババン!ドンドンドン!」空に響きわたる太鼓の音でお出迎えです。

グリオが演奏する民族楽器は、1本の木をくり抜いた太鼓や種や実が入った打楽器、ヒョウタンを利用した弦楽器など自然界に存在する素材を使って造られており、あらゆる生命は音と共に受け継がれていきます。
今回、教えてもらったサバールはヤギ皮を張った片面太鼓で、手とスティックで叩くセネガルの民族楽器。もともと、村と村とのコミュニケーションに使われていた為か、一つ一つの音に起伏があり、話し声を聞いているようなそんなビートを奏でます。

教わった曲はセネガルの代表料理の名前でもある「チェブ・ジェン」。3つのリズムを最初は覚え、昼食後に再度挑戦!手の動き、リズムなどはじめは難しくても自分の体に入ってしまうと、なんだか心地よくなります。
教わった曲はセネガルの代表料理の名前でもある「チェブ・ジェン」。3つのリズムを最初は覚え、昼食後に再度挑戦!手の動き、リズムなどはじめは難しくても自分の体に入ってしまうと、なんだか心地よくなります。
ヒョウタンを使った楽器「ゴンゴマ」。支える手に金属をつけてリズムを奏で、カリンバのような金属弦を片方の指ではじきメロディを奏でる。少し、難易度の高い楽器です。
ヒョウタンを使った楽器「ゴンゴマ」。支える手に金属をつけてリズムを奏で、カリンバのような金属弦を片方の指ではじきメロディを奏でる。少し、難易度の高い楽器です。
結婚式やお祭りでは太鼓奏者のリズムに合わせてダンサーが踊りだします。(正確にはダンサーが主導権を握ります。)
結婚式やお祭りでは太鼓奏者のリズムに合わせてダンサーが踊りだします。(正確にはダンサーが主導権を握ります。)
最後は、参加者も交じってセッション!
最後は、参加者も交じってセッション!
みんなで踊って叩いて!
みんなで踊って叩いて!
サバールダンス!まさに、身体に染み込んだ舞。
サバールダンス!まさに、身体に染み込んだ舞。
お兄さんたち交じって、負けじと演奏する男の子。カッコいいダンスと太鼓を披露してくれました。
お兄さんたち交じって、負けじと演奏する男の子。カッコいいダンスと太鼓を披露してくれました。
どんどんテンポもあがり!ママたちもダンス!ダンス!
どんどんテンポもあがり!ママたちもダンス!ダンス!
こんな小さな子にも、宿る太鼓のリズム。
こんな小さな子にも、宿る太鼓のリズム。

太鼓であれ、ダンスであれ、アフリカの音楽には楽譜や教科書のようなものはありません。
生の響き、バイブレーションをダイレクトに身体が感じ、自分のリズムを同調させていく。
心地よさ、気持ちよさという生の感覚に神経を研ぎ澄まし、人々の想いが音の輪(グルーブ)となって場に響き渡っていました。

「前日に体験した村ののんびりとした個々の自然のリズムが、一見、規則的に見えてそうではない、アフリカ音楽独特の「ポリリズム」的な要素を生み出しているのだと感じた」と参加者の方がおっしゃっていた言葉が非常に印象的でした。

かつて奴隷貿易の拠点として栄えたゴレ島。負の遺産として知られる島は、静かなのんびりとした時間の流れる島でした。
かつて奴隷貿易の拠点として栄えたゴレ島。負の遺産として知られる島は、静かなのんびりとした時間の流れる島でした。
奴隷貿易が栄えた時代に建てられた色とりどりの建物。国ごとに色がきめられていたそうです。
奴隷貿易が栄えた時代に建てられた色とりどりの建物。国ごとに色がきめられていたそうです。
ゴレ島には、色鮮やかなブーゲンビリアが咲き誇っていました。
ゴレ島には、色鮮やかなブーゲンビリアが咲き誇っていました。
かつて奴隷が運ばれていった波穏やかな大西洋。地平線の先は、遠い地、アメリカ。
かつて奴隷が運ばれていった波穏やかな大西洋。地平線の先は、遠い地、アメリカ。
塩分濃度が海水の10倍もあるといわれるピンクレイクこと「ラック・ローズ」。
塩分濃度が海水の10倍もあるといわれるピンクレイクこと「ラック・ローズ」。
湖内の大量の藻が湖をピンク色に染めています。太陽の日差しが強くなる日中にかけてピンク色が濃くなっていました。
湖内の大量の藻が湖をピンク色に染めています。太陽の日差しが強くなる日中にかけてピンク色が濃くなっていました。
ピンクレイクは塩の採掘も有名です。ここで取れる塩は西アフリカ各国へ運ばれます。
ピンクレイクは塩の採掘も有名です。ここで取れる塩は西アフリカ各国へ運ばれます。
ダカール・ラリーの終着地としても知られるセネガル。砂漠地帯を4駆でリアル・ダカール・ラリーを体験!
ダカール・ラリーの終着地としても知られるセネガル。砂漠地帯を4駆でリアル・ダカール・ラリーを体験!
レストランでの生演奏。哀愁漂うセネガル音楽を楽しんだ夜。
レストランでの生演奏。哀愁漂うセネガル音楽を楽しんだ夜。
サッカーセネガル代表のユニフォームにもデザインされた生命の樹・バオバブ。
サッカーセネガル代表のユニフォームにもデザインされた生命の樹・バオバブ。
海沿いにある無料ジム。夕方になると筋骨隆々な男性たち、はたまた健康的な女性たちがここで思い思いにトレーニングに勤しんでいました。
海沿いにある無料ジム。夕方になると筋骨隆々な男性たち、はたまた健康的な女性たちがここで思い思いにトレーニングに勤しんでいました。

かつて奴隷貿易の中心地として栄えたセネガルは、西洋的な文化と伝統的な文化が混じり合った、とてもオープンマインドな風通しの良いテランガ(おもてなし)の国でした。
やみつきになる料理、憧れるお洒落なファッション、独自の音楽など、自分たちを満たす術を知っているからこそ、自然と訪れた人々を元気にしてくれるのかもしれません。

まさに、Healthy body, Healthy mind.

同ツアーは、通年で募集しております!
ぜひ、アフリカの生のリズムをチャージしに訪れてみてはいかがでしょうか。

◆道祖神40周年記念ツアー セネガル ふれあいとカルチャー体験 8日間