ルワンダに灯った希望の光

ルワンダに行ったことがある方ならバナナの木々(本当は’木’ではないのですが木のように見えます)が一面に広がる景色は印象に残るはず。
そのルワンダを代表する植物でもあるバナナですが、実は食べれてもその茎はほとんどが捨てられる運命です。
それを見た著者がバナナから和紙をつくるために奮闘した12年の記録です。
一人で始めた活動が今ではたくさんの人たちに支えられて活動が広がる様子は、誰にでもちょっとしたきっかけで世界に関わることも、いろいろな人たちと繋がることもいいモノが作れることも教えてくれる一冊で、読んでいて勇気をもらいました。

by KQ

ピリピリ

アフリカ諸国、どこへ行っても出会えるのがこの「ピリピリ」、唐辛子の事です。

私は中毒者なのでこれがなくては生きていけません。

元々、辛い物が嫌いではなかったのですが、長年のアフリカ通いと4年間のケニア暮らしによって、完全に舌がおかしくなってしまいました。

現地でローカルな食事を食べるときには、真っ先に「ピリピリはないのか?」と追加注文するのがクセづいてしまっています。

「ピリピリ」という単語自体は中~東部アフリカで話されるスワヒリ語で唐辛子のことを指すのですが、なぜかスワヒリ語圏でない西アフリカや南部アフリカでも「ピリピリ」と言えば唐辛子のことで通じます。

潰してペースト状にしたものや、乾燥させて粉末状にしたものや、ソースとして精製したものなど、様々な形状で家庭やローカル食堂のテーブルに並んでいますが、私が一番好きなのは生のピリピリを粗く刻んで、ごはんやおかずにまぶして混ぜる食べ方です。口に含んだ瞬間、舌先が燃え、辛さがダイレクトに脳天まで響きますが、すぐに辛さは去り、その後はほのかな清涼感が残ります。この打ち上げ花火のような感覚が非常にクセになります。

唐辛子の辛さを計測する単位はスコヴィル値といい、日本でなじみのある鷹の爪は約4万~5万スコヴィル、アフリカ諸国のピリピリは、品種や地域によっても差がありますが、おおよそ10~25万スコヴィルと言われています。

この数値は、唐辛子業界の中ではそこまで高い数値ではなく、どちらかというとマイルドな部類です。例えば、よく名の知れたハバネロは約40万スコヴィル、激辛大国として知られる中米のトリニダード・トバゴには120万スコヴィル値以上の強烈な品種がごろごろしています。ですが、ただ暴力的に辛ければいいというわけではなく、個人的にはアフリカの「ピリピリ」が持つ、刺激の後にくるほのかな清涼感こそが肝ではないかと感じています。

辛味の話をしているとつい熱が入ってしまいましたが、ぜひ皆さんもアフリカ旅行の際は現地で「ピリピリ」に挑戦していただければと思います。

by 生野

上野動物園でハシビロコウを撮ってみた

「動かない鳥」として有名なハシビロコウ。野生ではアフリカ東部・中央部の湿地帯に分布しています。そんなハシビロコウを上野動物園で撮影してみました。

上野動物園にはアサンテ、サーナ、ミリー、ハトゥーウェ、シュシュ・ルタンガという5羽のハシビロコウがいますが、それぞれ足にリングが付けられ、簡単に個体識別できるようになっています。

「動かない鳥」とは言いますが、じっくり観察していると意外とよく動きます。首を動かしたり歩いている所はよく見ますし、翼を広げて飛んだり、時には獲物を捕らえる瞬間に立ち会えることもあります(生きた鯉を餌として池に放っているそうです)。

この日、アサンテが池の中へゆっくりと入っていくとピタリと動きを止め、狩りのタイミングを計っているようでした。しばらく待っていると突然クチバシを水中に刺し入れましたが、残念ながら狩りは失敗だったようです。それまでのゆったり動作と違い、狩りの瞬間は非常に素早いです。シャッターチャンスを逃さないよう気を付けなければいけません。

時間をかけてじっくりと観察すると、いろいろな仕草が見られて面白いです。皆さんも上野動物園へ行った際は、ハシビロコウをじっくり観察してみてはいかがでしょうか。

by 斎藤

ラム酒大全: 定番銘柄100本の全知識

著者:日本ラム協会
出版:誠文堂新光社
発行:2017年1月24日

アフリカ関連本、というわけではないのですが、先日刊行された日本で初めてのラム酒のガイドブック、「ラム酒大全」をご紹介します(お酒に全くご興味がない方、申し訳ありません!)。

ラム酒の産地として有名なのは、キューバやマルティニークといったカリブ海の島国や中南米諸国なのですが、味の違いや質の良し悪しはあるものの、原料となるサトウキビの生産地の広がりと同様に、世界中で生産されています。もちろん、いくつかのアフリカ諸国でも。その中で高い評価を得ているのが、モーリシャス、マダガスカル、フランス領レユニオン島のインド洋諸島産のラムなのですが、この本ではその2カ国と1島産の各銘柄も紹介されています。この手の本は、ビール、ウイスキー、ワイン、日本酒、焼酎など様々なものが発行されていますが、ラム酒に関するものは非常に少なく、日本初なのはもちろん、世界でも数種ある程度。著者は日本ラム協会、昨年の9月に行ったモーリシャスとレユニオンへのラム蒸留所訪問ツアーに同行いただいた中山篤志さんが理事を務め、本の中では他の地域のものも含め上記2カ国と1島産のラム酒の解説も執筆されています。酒造りは衣食住と並んでその国の文化の真髄だと思います。世界中で造られているということは、造られている国々それぞれの文化を反映しているということに他ならず、更に「地酒」というレベルを超え、世界で勝負できる洗練度を持たせることに成功した名産品と言えるのではないかと思います。この本を片手に、各国の文化薫る味わいを楽しんでみてはいかがでしょうか?

実はこの本に掲載するモーリシャス、レユニオンのラム酒造りに関する最新の情報を得る元になった昨年9月のツアーの際、引率いただいたラム協会理事で銀座のBAR「LAMP」オーナーの中山さん、そしてツアー参加者として同行していただいた信濃屋(ワイン&世界の酒と食品を輸入・販売)のバイヤー北梶さんのお2人が、現地の蒸留所でテイティングをして選んだ限定ラムが近々販売される予定です。「ラム酒大全」でも紹介されているモーリシャスのNEW GROVE、レユニオンのSAVANNAの両蒸留所で蒸留・熟成された各ひと樽からのものですが、素晴らしい出来になっているとのこと。どこで飲めるのかご興味がある方は、Facebookを通じてお問い合わせください。

by 羽鳥

アフリカのキャンプ場事情・その6 エチオピア編

ここ最近人気のエチオピア!

エチオピアも他の国と同様に、「キャンプ場」という施設とした場合のキャンプ地は非常に少なく、ブッシュキャンプや砂地をキャンプ場とすることが多いところです。

その中でもアフデラ湖畔の「アフデラ湖キャンプ場」はエチオピアでも随一ではないでしょうか。

温泉が湧き出ているため、良い場所が確保できれば、テントから一歩出たら温泉に入れるなんてことも。

が、しかし、真夏のキャンプは非常に厳しいものがあります。(何といっても気温が・・・汗)

アフリカ一標高の高い都市アジスアベバから、貴重な歴史遺産の残る北部、民族色豊かな南部、そして、東部には、海面下48mのダロール火山や、火口が目前に迫るエルタアレ火山と、見所の多いエチオピア。

是非とも一度は行って頂きたいところです。

by 久世