密林の大河 コンゴ川の舟旅 24日間

2019年9月9日出発の「密林の大河 コンゴ川の舟旅 24日間」に参加された綾部様からのレポートです。

「密林の大河 コンゴ川の舟旅 24日間」に参加しました。

最近の秘境ツアーは高齢化が進んでいるので、ココを見ている方の中にも、1977年頃のTBSの朝番組「おはよう720」を覚えている方もいるかもしれない。その中の10分間くらいのプログラムで「キャラバンⅡ」というのがあった。世界中をトヨタのクルマで走る、ってやつだったが、その中でも圧倒的な迫力だったのが「ザイール編」だった。

道無き道をランドクルーザーで行く。コンゴ川やと原住民・丸木舟も登場して「イン・ザイール」のBGMと共に青年(私のこと)の脳みそに強烈なインパクトを与え、それは現在までずっと続いていた。1997年、ザイールは「コンゴ民主共和国」に国名が変更されたが、いずれにしても、そう簡単に旅行出来る国ではないのは今でも同じだろう。

2019年に入って道祖神のHPで「密林の大河 コンゴ川の舟旅 24日間」というのを発見! 「マジか~?」と驚いた。まぁ、やれるなら道祖神しかないとは思っていたけどね。タイミング良く「年金受給初心者」になった私には、このチャンスを逃したら一生コンゴ川を見られないだろう。

例の「台風15号直撃、成田は陸の孤島」の日が出発日だったが、まさかの「その陸の孤島にたどり着けない」事態から旅は始まった。添乗員佐藤氏の「全員そろって、レンタカーで成田に行きましょう」という努力は報われず、エチオピア航空機が離陸した時間に、我々は「諦めて」筑波でラーメンを食べていた。

コンゴ国内の交通事情が良くないのは想像が着くので、どうなっちゃうんだろう・・?と思ったが、結果的にはキサンガニ出港が1日遅れただけ、と最小限のダメージで済んだのは幸い。

この旅は、16日間の「コンゴ川舟下り」がメインで、付け合わせは無いに等しい。その一点豪華主義的な舟下りだが、日々の内容はほぼ「毎日同じ」、日本にいるときの何倍も規則正しい生活。景色も緑のジャングルと茶色の川、時々集落が見える・・・・の繰り返し。なのに「毎日が楽しい」、あっという間の16日間だった。

コンゴ川での食事は全て船内でコックが作ってくれた。食材が限定されるので「豪華」ってことは有り得ないが、それでもコンゴではご馳走レベルなんだろうことは分かった。コンゴ川の魚がメインだったが「え・・これが淡水魚?」っていう食感で毎回美味しかった。野生のパイナップルやバナナも提供されて、これはとても興味深かった。

16時ころにキャンプのために集落へ上陸するのだが、この瞬間が1日の中で一番楽しい。どういう仕組みになっているのか、キャンプした集落ではどこでも安全に歩けるし、写真撮影も問題なかった。キンシャサ・キサンガニでは9割の確率で「写真を撮ると怒られる」のに。船に乗ってる時間はもちろん楽しかったが、集落に上陸してキャンプ、それから朝出港するまでの時間が一番面白かった。

以前から憧れていた「コンゴ川下り」に連れて行って貰った。もちろん、丸木舟ではなく「ちゃんとした」屋形船で。この「のんびり」としてエキサイティングな経験を、僅か20枚の写真と拙い文章で伝えるのは難しい。コンゴ河で私が見たかったのは、人間や資材を満載した平底船を数隻繋いだ大型船が、ジャングルの大河を行く雄姿だ。
以前から憧れていた「コンゴ川下り」に連れて行って貰った。もちろん、丸木舟ではなく「ちゃんとした」屋形船で。この「のんびり」としてエキサイティングな経験を、僅か20枚の写真と拙い文章で伝えるのは難しい。コンゴ河で私が見たかったのは、人間や資材を満載した平底船を数隻繋いだ大型船が、ジャングルの大河を行く雄姿だ。
これね。
これね。
ちょっと引いて見る。
ちょっと引いて見る。
これが全体像だ!
これが全体像だ!
彼らと比べたら、我々の屋形船「GO☆CON号」はヤマハ製の2機の船外機(なぜか船内にある)と発電機・木炭オーブンを装備して、豪華・華麗・快速・快適な船旅をお約束します。「合コン号」とお間違えの無い様に。トイレ・シャワー、レストラン、ランドリー付き・・・ニワトリだって飼っている。そりゃもう毎日が楽しくって、あっという間の16日間だった。何が楽しかったって? まぁ、そこは深く追及されると困る・・・日本にいるときより規則正しい生活も新鮮だった。
彼らと比べたら、我々の屋形船「GO☆CON号」はヤマハ製の2機の船外機(なぜか船内にある)と発電機・木炭オーブンを装備して、豪華・華麗・快速・快適な船旅をお約束します。「合コン号」とお間違えの無い様に。トイレ・シャワー、レストラン、ランドリー付き・・・ニワトリだって飼っている。そりゃもう毎日が楽しくって、あっという間の16日間だった。何が楽しかったって? まぁ、そこは深く追及されると困る・・・日本にいるときより規則正しい生活も新鮮だった。
川沿いの小さな集落は友好的。
川沿いの小さな集落は友好的。
写真撮影が楽しい・・・場合が多い!?
写真撮影が楽しい・・・場合が多い!?
食事は「コンゴであることを思えば・・・」美味しい。16日間、全食事を船内でコックが作ってくれた・・・(道祖)神レベル。食材はコンゴ川漁師が、丸木舟で売りに来る。
食事は「コンゴであることを思えば・・・」美味しい。16日間、全食事を船内でコックが作ってくれた・・・(道祖)神レベル。食材はコンゴ川漁師が、丸木舟で売りに来る。
当然、淡水魚だが見たことがないヤツばかり。こんなのとか・・・
当然、淡水魚だが見たことがないヤツばかり。こんなのとか・・・
こんなのとか。
こんなのとか。
ビールは船に満載していて心配はなかった。ただし冷え具合はコンゴレベル・・・気温よりは冷たいからご安心を。
ビールは船に満載していて心配はなかった。ただし冷え具合はコンゴレベル・・・気温よりは冷たいからご安心を。
1日1回、正確には0.8回、大きな村に上陸して、バザールを見学、食料を仕入れる。野菜類が少ないので、野菜嫌いな方には都合がいい。果物は、野生のバナナやパイナップル他、初めて見た(食べた)モノも多かった。
1日1回、正確には0.8回、大きな村に上陸して、バザールを見学、食料を仕入れる。野菜類が少ないので、野菜嫌いな方には都合がいい。果物は、野生のバナナやパイナップル他、初めて見た(食べた)モノも多かった。
イモムシ系は豊富。船内の食事にも提供されたが、無理に食べなくてもいいよ・・・っていう雰囲気は感じられた。
イモムシ系は豊富。船内の食事にも提供されたが、無理に食べなくてもいいよ・・・っていう雰囲気は感じられた。
村々は被写体に溢れていた。もちろん、レンズを向けただけで「アフリカ流」に怒られることは多い。
村々は被写体に溢れていた。もちろん、レンズを向けただけで「アフリカ流」に怒られることは多い。
16時頃になったら、キャンプをするのに快適な場所を探す様だ。もちろん、そういうところを選んでるんだろうけど、何処の村も人々は、とってもフレンドリー。
16時頃になったら、キャンプをするのに快適な場所を探す様だ。もちろん、そういうところを選んでるんだろうけど、何処の村も人々は、とってもフレンドリー。
釣り道具を持って行った。大モノ狙いはボーズの危険性が高いので、謙虚に小物狙いに絞ったが、釣れたのは「極小モノ」ばかり。
釣り道具を持って行った。大モノ狙いはボーズの危険性が高いので、謙虚に小物狙いに絞ったが、釣れたのは「極小モノ」ばかり。
虫は意外と少なかったかも…白いのはLEDランタン。
虫は意外と少なかったかも…白いのはLEDランタン。
人工の明りが「ほぼ無い」ので、星空が美しかった。黄色の光跡はホタルだ。
人工の明りが「ほぼ無い」ので、星空が美しかった。黄色の光跡はホタルだ。
何の写真か分かるかな?
何の写真か分かるかな?
船の屋根に積んだビールが尽きる頃、「GO☆CON号」は首都キンシャサがあるスタンレー湖に入った。
船の屋根に積んだビールが尽きる頃、「GO☆CON号」は首都キンシャサがあるスタンレー湖に入った。
都会の女性が出迎えてくれた。
都会の女性が出迎えてくれた。
キンシャサでは、ボノボが保護されている「ローラ・ヤ・ボノボ」を見学。ボノボよりも「一緒に見学したコンゴ人」の方が興味深かった。
キンシャサでは、ボノボが保護されている「ローラ・ヤ・ボノボ」を見学。ボノボよりも「一緒に見学したコンゴ人」の方が興味深かった。

アフリカの旅のイメージは、野生動物・サバンナ・ジャングル・砂漠・個性的な民族や美術品などだろうが、それらが一切ない16日間だったのに、過去一番アフリカを感じたのはなぜだろう。

このツアーの参加者は4人。添乗員を含め全員が「ほどほどの変人」であって、メンバーにも恵まれた。7-8人いた現地スタッフは全員が礼儀正しくフレンドリーで、一般的なコンゴ人もこうであるかどうかは最後まで分からなかった。

絶対に面白い動画はここ・・・

2019.10.6発 ウガンダ・ゴリラ手配旅行 9日間

ツアーではなく、オリジナル旅行のアレンジとして2年ぶりにゴリラトレッキングの添乗に行かせて頂きました。2年前はルワンダ、今回はウガンダです。どちらも3回のチャレンジです。
ルワンダは少し緩斜面の畑を歩き、それから森の中に入って行きます。平均して歩く時間は短めです。国内移動も楽ですが、割高となります。いわゆる高級ロッジもあります。
ウガンダはいきなり森の中に入り、急斜面を登ります。歩く時間も長めなのでどうしてもハードになります。国内の移動が長く、入園料は割安です。

ウガンダのエンテベに到着して、空港近くのホテルに宿泊です。
ウガンダのエンテベに到着して、空港近くのホテルに宿泊です。
ビクトリア湖に面したホテルで朝日を待ちます。
ビクトリア湖に面したホテルで朝日を待ちます。
エンテベからキヒヒという空港にフライトして、さらに1時間半のドライブで到着したシルバーバック・ロッジ。
エンテベからキヒヒという空港にフライトして、さらに1時間半のドライブで到着したシルバーバック・ロッジ。
ロッジからの眺めです。時々霧がかかります。
ロッジからの眺めです。時々霧がかかります。
ロッジの中庭ではサンバードも見られました。何とREGALです。初めてでした。
ロッジの中庭ではサンバードも見られました。何とREGALです。初めてでした。

翌日は1回目のゴリラトレッキングです。公園の事務所に行き、今日のグルーブM:ムバレが決定しました。麓のスタートポイントまでは車で10分ほど、そこから急坂の連続でしたが1時間あまりで会えました。

1か月の赤ちゃん。
1か月の赤ちゃん。
木登りをしている子供です。ゴリラは大きくなったらあまり木登りをしなくなるそうです。
木登りをしている子供です。ゴリラは大きくなったらあまり木登りをしなくなるそうです。
このメスが後ろから近づいてきて、私のすぐそばを通って、1m先でしばらく止まってくれました。本来は7m離れなければなりません。ガイドさんの指示に従って後ろに下がります。
このメスが後ろから近づいてきて、私のすぐそばを通って、1m先でしばらく止まってくれました。本来は7m離れなければなりません。ガイドさんの指示に従って後ろに下がります。

2回目はH:ハビニャンジャ 公園事務所から1時間近く移動して、それからは40分ほどで会えました。

もうすぐシルバーバックになるブラックバック(オス)
もうすぐシルバーバックになるブラックバック(オス)

3回目はR:ルシェグラでした。どのグループになるのかは当日の朝に決まります。私達のように3回のリクエストをすると別々のグループを当てがわれるようです。きっとドライバーが同じグループにならないように交渉してくれているはずです。

約400mの高度差を登った頂上からの眺めです。
約400mの高度差を登った頂上からの眺めです。

さて、背中が白くなったオスをシルバーバックと言いますが、ファミリーのボスという意味でも使われます。今回はブウィンディで最も良く知られるM:ムバレ、H:ハビニャンジャ、R:ルシェグラの3つのファミリーを見る事ができました。そのボスのシルバーバックの写真です。さてここで問題です。たまたま20代、30代、40代と分かれているのですが、どれがどれかおわかりになりますでしょうか。

正解は上の写真から20代、40代、30代です。

2019.9.9発 密林の大河 コンゴ川の舟旅 24日間

コンゴ川、もしくはザイール川という単語は、アフリカ好きやアフリカを旅行した方には心に格別に響いてくる単語ではないでしょうか。かつては、この川にはオナトラ船と呼ばれるオナトラ社が運航する平底船がキンシャとキサンガニを行き来し、バックパッカーは数週間をかけてここを移動していたと聞きます。私自身は往時を知りませんが、アフリカを旅した一人として、コンゴ川は憧れの場所であり、一度は行ってみたい場所のひとつでした。
2019年のスペシャルツアーとして『密林の大河コンゴ川の舟旅24日間』を企画。幸運にもご参加者に恵まれ、添乗員として同行させていただくことができました。言うまでもなく、残念ながら写真と文章ではコンゴ川やコンゴ民主共和国という国の魅力を十分感じていただくのはとても難しいことですが、ツアーレポートとさせていただきます。

人々の“生活”を載せた巨大な平底船が昔と変わらず、行き交います
人々の“生活”を載せた巨大な平底船が昔と変わらず、行き交います

源流のチャンベジ川から河口まで4,700km、アフリカ大陸ではナイル川に次いで長いコンゴ川は、①源流からキサンガニ上流のスタンレーフォールズ、②キサンガニからキンシャサ、そして③キンシャサから河口までの大きく3つのパートに分けられます。①③には急流や滝が存在し、スタンレーをはじめとする探検家たちを大きく苦しめました。もちろん今でもこの区間は船の航行はできず、列車や道路を使うことになります。②のキサンガニからキンシャサまでの1,730kmは、流れが安定しており高低差は40m(所説あり)しかありません。そのため、船が容易に行き来できます。また、コンゴ民主共和国はそのほとんどを豊かな熱帯林に覆われているため、道路網の整備が追い付かず、コンゴ川のキサンガニとキンシャサ間は国の東西を結ぶ物資輸送の大動脈として、多くの船が行き交っています。今回のツアーではこのキサンガニ~キンシャサ間を専用舟で旅しました。その舟は、全長約18m、幅約3ⅿ。2つの船外機を装備しテーブルやイスはもちろん、キッチン、冷蔵庫、冷凍庫、発電機、(バケツ)シャワールーム、(便座なし)トイレが供えられます。そして、ガイドやコック、アシスタントなど、総勢9名のスタッフが旅をサポートしてくれます。

今回のツアーで使用した木造船
今回のツアーで使用した木造船
ガイド、コック、セキュリティなど、総勢9名のスタッフがサポート
ガイド、コック、セキュリティなど、総勢9名のスタッフがサポート
すべてを飲み込むように、ゆったりと流れていくコンゴ川
すべてを飲み込むように、ゆったりと流れていくコンゴ川

食事は同行のコックが作ってくれます。コンゴ風トマト味がメインです。冷凍庫がありますので牛肉や豚肉のストックもありますが、コンゴ川で取れた新鮮な魚がやはり一番の御馳走です。ボトやマンガンザという鯉に似たような魚やナマズや肺魚をメインに、イモ(サツマイモかキャッサバ)のフライ、ナスやビテクテクというほうれん草のような葉を使った料理など、バラエティ溢れる美味しい食事がテーブルを彩ります。デザートにでるバナナやパイナップルは世界一!と言える美味しさ。もちろん、(やや)冷えたビールやコーラも積んでいます。

コンゴ川の新鮮な魚。ボトという鯉のような魚や肺魚が一番の美味!?
コンゴ川の新鮮な魚。ボトという鯉のような魚や肺魚が一番の美味!?
コックの趣向を凝らした料理。終盤にはコンゴ風ピザも作ってくれました
コックの趣向を凝らした料理。終盤にはコンゴ風ピザも作ってくれました
たまにローカルのイモムシも味見程度?にだしてくれました。味はなかなか…
たまにローカルのイモムシも味見程度?にだしてくれました。味はなかなか…
大量のプリムス・ビールも積んでいます
大量のプリムス・ビールも積んでいます

宿泊はすべてキャンプです。夕方になると適度な大きさの村をみつけ、宿泊交渉。泊まる場所は決まっていませんので、どこのどんな村に泊まるかはその日次第です。テントは4人用をお一人で使えます。晴れた日は21時頃まではやや暑いですが、そこから徐々に気温が下がり、朝方には1枚かけるものが必要です。曇った日はかなり快適に眠れます。気になる蚊ですが、乾季ということもあったのか、いることはいますが、他のアフリカエリアを旅行するのとほぼ同様のケア(長袖長ズボンの着用と蚊よけスプレー)で十分でした。村滞在中は村人たちとの交流が楽しみ。釣り好きのかたは、釣りもできます。が、今回の釣果は想定外の、小物ばかりでした。。。天候に恵まれた日には、きれいな星空も楽しみました。

村の広場やサッカー場にテントを張らせていただきます
村の広場やサッカー場にテントを張らせていただきます
キャンプ地到着後は釣りも楽しみ。釣果は?
キャンプ地到着後は釣りも楽しみ。釣果は?
素朴な村からやや大きめの村まで様々
素朴な村からやや大きめの村まで様々
村人が魚を売りに来ることも
村人が魚を売りに来ることも

さて、出発日は台風15号の影響もあり飛行機に乗れないというトラブルからスタートした今回のツアー。キサンガニへ直接入る予定が、キンシャサへまず入国し、そこから国内線でキサンガニへ向かう日程に変更となりました。滅多に乗ることのできないコンゴ・エアウェイズでキサンガニへ2日遅れで到着となりました。

コンゴ・エアウェイズでキサンガニへ
コンゴ・エアウェイズでキサンガニへ

キサンガニでは近郊のボヨマ滝で櫓のような足場を組む独特な伝統漁をいとなむワゲニアへ。この時期は水量が少ないため本格的な漁はやっていませんでしたが、デモンストレーションを拝見させていただきました。そして、いよいよ舟やクルーとご対面。出航となりました。

ワゲニアの伝統漁のデモンストレーション
ワゲニアの伝統漁のデモンストレーション
コンゴ最大といわれるキサンガニのモスクと小学校にて
コンゴ最大といわれるキサンガニのモスクと小学校にて
キサンガニのスタンレー像
キサンガニのスタンレー像
これから16日間お世話になる木造船
これから16日間お世話になる木造船

コンゴ川の風景動画をお楽しみください

キサンガニからキンシャサまでの移動の間、観光地はありません。強いて言うならヤンガンベの植物研究所跡、リサラのモブツ邸廃墟、各地にあるパームオイル工場、ムバンダカの赤道碑ぐらいでしょうか。

ヤンガンベ。ベルギー植民地時代から大規模な植物研究所があり、その集落の一部
ヤンガンベ。ベルギー植民地時代から大規模な植物研究所があり、その集落の一部
コンゴでは炭が調理には欠かせません。伐採も多いためアカシアを植林しているそうです
コンゴでは炭が調理には欠かせません。伐採も多いためアカシアを植林しているそうです
ロクトゥのパームオイル工場にて。日本人技師もいるようですが訪問時は不在
ロクトゥのパームオイル工場にて。日本人技師もいるようですが訪問時は不在
モブツ大統領の故郷リサラの高台にはコンゴ川を見渡せる立派な邸宅の廃墟が。今は学校です
モブツ大統領の故郷リサラの高台にはコンゴ川を見渡せる立派な邸宅の廃墟が。今は学校です
ムバンダカのマーケットにて
ムバンダカのマーケットにて
スタンレーの赤道碑ですが、実際GPSでは2kmほどずれています
スタンレーの赤道碑ですが、実際GPSでは2kmほどずれています

しかし、この旅の魅力はコンゴ川そのものであり、そこにある自然であり、そこに暮らす人々との出会いです。 例えば、今はオナトラ船自体は存在しませんが、似たようにたくさんの荷物を積んだ大迫力の平底船や荷物や人を満載した船と1日に1、2隻とすれ違います。手を振ってくれる人、カメラに怒ってどなる人、積み上げられた大量の荷物、そこで暮らすように過ごしている人々……何度すれ違っても飽きない光景です。

村に平底船が近づくとピローグが集まりだします
村に平底船が近づくとピローグが集まりだします
平底船は荷物や人はもちろん、まさに生活を運んでいます
平底船は荷物や人はもちろん、まさに生活を運んでいます
こんな巨大な木造船も
こんな巨大な木造船も
こちらはロケレという水上生活を営む人々
こちらはロケレという水上生活を営む人々
こちらは森の巨木をキンシャサまで運び売るのだそう……
こちらは森の巨木をキンシャサまで運び売るのだそう……
炭を運ぶ舟
炭を運ぶ舟
キンシャサ近くになると川幅が狭く谷になります。風を利用するセーリングピローグも
キンシャサ近くになると川幅が狭く谷になります。風を利用するセーリングピローグも
じっと我々を見つめる地元の人々
じっと我々を見つめる地元の人々
笑顔でひとなっつこい子供たち
笑顔でひとなっつこい子供たち

また、コンゴ川沿いには大小様々な村が点在し、我々の舟や平底船が近づくと小さなピローグを必死に漕ぎ、舟に近づきくっつくと、魚や野菜を売ってきたり、単純に楽に移動するためコバンザメのようにくっついてきます。村は素朴で笑顔で手を振ってくれたり、何かよこせとジェスチャーしたり、子供たちは手を振ってくれ、キャンプ地に到着すれば大騒ぎとなります。舟に乗っていても飽きることはない川沿いの村の風景も楽しみのひとつ。

ピローグを必死に漕いで、我々の舟に近づいてきます
ピローグを必死に漕いで、我々の舟に近づいてきます
このように舟にくっつくと……
このように舟にくっつくと……
魚を売りにきます。地元の方々には重要な現金収入となります
魚を売りにきます。地元の方々には重要な現金収入となります
元気な村の子供たち
元気な村の子供たち
女の子もピローグを自在に操ります
女の子もピローグを自在に操ります
こちらも手をいっぱい振り替えしたくなります
こちらも手をいっぱい振り替えしたくなります
行き交うピローグからも手を振ってくれました
行き交うピローグからも手を振ってくれました

コンゴ川でのひとこま。動画をお楽しみください

コンゴ川を1,730㎞移動すると、景色も少しずつ変化します。
キサンガニ~ムバンダカは、両側に熱帯の森が広がり最も”コンゴ川らしい”風景といえるかもしれません。 ムバンダカ~チュンブリ間は、ウバンギ川と合流し、川幅が広くなり、海か巨大な湖を進んでいるような景色に。対岸のコンゴ共和国の景色も見られます。その後、チュンブリ~キサンガニ間は、急に川幅が狭くなり、緩やかなサバンナの丘が形成する谷になります。これまで川幅が広かった分、深さは最大で140mにもなるといいます。また、谷で風が強くなるため、このあたりのピローグは帆をはる、セーリングピローグを多くみかけました。その後、キンシャサ手前でスタンレープールとなり、広い湖のような景色が広がりました。

旅の序盤。太陽に西に傾く時間はゆったり佇みたくなります
旅の序盤。太陽に西に傾く時間はゆったり佇みたくなります
雨が降った後にはきれいな虹も
雨が降った後にはきれいな虹も
怪しい雲は嵐がやってくる兆候、すぐさま避難が無難。
怪しい雲は嵐がやってくる兆候、すぐさま避難が無難。
中洲が入り組み、狭い水路を進むことも
中洲が入り組み、狭い水路を進むことも
コンゴ川でも晴れれば意外ときれいな星空がみらえます。蛍もちらほら
コンゴ川でも晴れれば意外ときれいな星空がみらえます。蛍もちらほら
空を映し出す鏡のように輝くコンゴ川
空を映し出す鏡のように輝くコンゴ川
わかりにくいですが、ウバンギ川との合流地点
わかりにくいですが、ウバンギ川との合流地点
その後は、広い海のような景色に変わります
その後は、広い海のような景色に変わります
対岸はコンゴ共和国。そして、コンゴ共和国の平底船
対岸はコンゴ共和国。そして、コンゴ共和国の平底船
チュンブリからは川幅が狭まり、サバンナの風景に
チュンブリからは川幅が狭まり、サバンナの風景に
もうすぐキンシャサ。旅の終わりです
もうすぐキンシャサ。旅の終わりです

人、もの、生活、そのすべてを運ぶ大河コンゴ川は、私たちの生活から見ればまさに非日常の世界。この舟旅は、コンゴ川の日常を垣間見、体験し、圧倒的なスケールに包まれる日々です。観光地はありません、景色はあまり大きくは変わりません、特別やることはありません。でも、コンゴ川そのものや、そこに暮らす人々との交流など、毎日が刺激的です! 次回は2021年頃(?)に再度企画予定です。ご興味のある方はぜひお問い合わせください!

タンザニア旅行記

2019年10月5日発の手配旅行でタンザニアに行かれた、熊谷様ご家族からのレポートです。

最高でした!
我が家にとって初めてのアフリカ、それも、香港在住の次女とカタールで合流してタンザニア入りするというスケジュールも、道祖神様(ご担当者:根本さん)の様々なご配慮のお陰で何も問題なく終了しました。

各ホテルの設備やスタッフ、食事などは日本を上回るレベルでしたし、現地ガイド兼運転手のピーターさんの視力・運転技術・知識、そしてユーモアも旅を盛り上げてくれました。彼には、車のすぐそばで、小さな母鳥が卵を抱えているのがちゃんと見えるんです。

マニャラ湖やタランギレ、セレンゲティの大平原、オルドバイ渓谷にンゴロンゴロの息をのむような景観と、何といっても無数の野生動物。大型肉食獣やゾウが間近に迫り、キリンが幹線道路をいきなり横切り、バッファローはロッジの至近でうなり声をあげていました。カバの集団は何ともユーモラスに感じましたし、草食獣が平和共存しながら悠然と草を食む様子は平和な気持ちにさせてくれました。

サファリカーからのひとコマ。やはり、迫力満点!
サファリカーからのひとコマ。やはり、迫力満点!
ンゴロンゴロにて。外輪山を越えて入って来るんですね。
ンゴロンゴロにて。外輪山を越えて入って来るんですね。

タンザニアの大自然と素晴らしい滞在を満喫しました。すっかりファンになりました。食事、おいしいですよ。サファリカーには飲料水が十分に用意されていましたし、途中トイレ休憩も配慮されていました。ホテルも豪華で快適。

エスカープメント・ラグジュアリー・ロッジの気さくなスタッフ皆さまと。
エスカープメント・ラグジュアリー・ロッジの気さくなスタッフ皆さまと。

10月は、暑いどころかかなり涼しくて驚きました。複数のホテルで湯たんぽが用意され、とても助かりました。

とにかく、最高で素晴らしい旅行でした!

2019年ケニア、夏のキャンプサファリの思いで

今年も恒例になりましたマサイマラでのキャンプツアーで、サファリ三昧をしてきました。今回は8月と9月の2回をまとめて、写真を使ってダイジェストで語ろうと思います。

その1、キャンプ場

毎回お世話になっているオルケリキャンプ。夏といえば観光シーズンですが、ここは貸し切りにしてくれるので、とにかくプライベート感が半端じゃない。特に私たちは5連泊するので、ハードなサファリから静かなキャンプ場に戻ってくると、我が家のような安心感があります。日本人が心配するトイレ・シャワーはしっかりした建物でいつも清潔。しかも、夜は電気もついて安心です。今年はキャンプ場に数頭のゾウが入り込んでしまい、夜間は警備のマサイ族が寝ずの番をしてくれました。敷地の中で動物に会えるのは嬉しいですが、一番大事な安全を提供してくれたスタッフに感謝です。この夏は大きな雨に降られることもなく、夜は焚き火を囲んでお話したり、満天の星を眺めたりできました。

その2、ボラタノ

最近のマサイマラで一番有名な「ボラタノ」と呼ばれる5頭のオスチーターに会うことができました。9月はチーターたちがヌーをハンティングする場面に遭遇。仲間でハンティングしようとするチーターを私たちの車も追いかけたので、車の振動で撮影は全くできませんでしたが、ヌーとチーターの興味深い駆け引きを観察することができました。

その3、川渡り

このシーズンで誰もが観たいのは「ヌーの川渡り」です。私たちのキャンプ場からマラ川までは距離があるのでお弁当を持って一日サファリです。草原にはヌーとシマウマの混軍が点在し、川渡り待ちをするサファリカーも並んでいます。私たちはいくつかの川渡りポイントを巡りながら様子を見ましたが、今年は2回とも川渡りを観察することができませんでした。何年ガイドの仕事をしていても、野生動物の行動を把握するのは難しいものです。

その4、ヒョウとサーバル

8月の出来事です。夕暮れ、私たちは珍しいサーバルを見かけました。そのすぐ近くで、今度はヒョウに会います。こちらも車を気にすることなく茂みをウロウロしていています。しばらくヒョウを観察していると、身を伏せて目つきが鋭くなりました。その刹那、ヒョウはサーバルめがけて猛ダッシュ。間一髪、サーバルはヒョウの攻撃を回避し逃げていったようですが、同じネコ科の肉食動物同士の関係を垣間見た瞬間でした。

その5、料理

キャンプ場で私たちの帰りを待ちながら料理を作ってくれるのはコックのサミーです。彼とも7年以上の付き合いなので、日本人好みの味付けを理解してくれます。しかも休みの日にはナイロビの料理教室で日本食を勉強する努力家で、毎年料理のレベルがアップしています。参加者はケニアのキャンプ場でこんなに美味しい料理が提供されることに驚き、そして食べ過ぎてしまうので注意が必要です。ツアーの中休みにはケニア料理作りにチャレンジしてもらいます。スタッフとわいわい言いながら作る料理は楽しくて美味しいものです。

その6、マサイウォーク

いつも警備してくれるマサイ族と一緒に、サバンナを歩きます。キャンプ場は保護区の外ですが、ゾウやライオンが普通に生活している場所なので緊張感もあります。ゾウの糞をサッカーボールのように蹴って転がしながら、マサイ族が普段から利用している薬草などを教えてもらいます。特に私が「スルメアカシア」と呼んでいるアカシアの樹皮がお勧めで、ナイフで幹の中の樹皮を割いてもらい、モグモグ噛みます。すると、じゅわっと何とも言えない甘味とうま味が口に広がります。夕陽の見える丘に登り、日本語とマサイ語を教えあったりしながら、彼らとノンビリした時間を過ごすのも貴重な体験です。

その7、シマウマのティラ

9月のツアーで「変わったシマウマの子供がいる」との情報が入りました。早速、ドライバーは無線で仲間たちと連絡を取り合いながら探しに向かいます。開けた草原の中にヌーとシマウマの大群がいます。その中からようやくそのシマウマを見つけ出すことができました。ぱっと見は黒っぽく、ヌーの子供みたいです。よく見ると、こげ茶色の身体に白い水玉模様が入っています。お尻の方は珍獣オカピのようです。すでにネットでは話題になっていたようで、身体の色素を作るメラニンの突然変異ということでした。このシマウマを最初に見つけたドライバーの名前から「ティラ」と名前もついていました。自然界の中ではこのような不思議が時々起こります。直接観察できたことはラッキーでした。

その8、バードウォッチング

キャンプ場周辺はアカシア疎開林で覆われており、保護区内の開けた草原とは違った景観になっています。実はここでは、けっこう珍しい野鳥に出会うこともしばしばです。ここでは保護区内よりも至近距離で動物が観察できるので、もともと野鳥愛好家でなくとも、次々出てくる美しい小鳥たちに魅了されてしまいます。ぜひ双眼鏡は持ってきて欲しいです。

その9、ナイロビ国立博物館

キャンプで5連泊した後は、ナイロビに戻ってホテルで1泊します。最終日の午前中はナイロビ国立博物館を訪問することをオススメしています。ここには文化や歴史、自然などの分野に分けて膨大な資料や標本が展示されており、ケニアのことをさらに知ることができます。中でも考古人類学の展示がリニューアルされて分かりやすく、「アフリカ人類発祥説」の舞台となっている東アフリカは、なぜヒトが誕生したのかというルーツを探ることができる興味深い展示になっています。

以上。今年の夏のツアーの想いでは、まだまだ語りつくせません。毎年毎回、サファリは変化し、新しい発見があるように、毎年毎回、新しいお客様が参加します。参加してくれるお客様それぞれの目的を大事にし、長年一緒に働いているドライバーやスタッフと、これからも全力でサポートしていきたいと思っています。