南アフリカ・スタディーツアー
世界で最もHIV/エイズ感染者が多い国のひとつと言われている南アフリカで、その現状とそれに対する闘いを、医療関係・NGO・サポートグループなどHIV/エイズの問題に取り組む人々を訪問しながら、HIV/エイズとはどういう病気なのか、そしてそれにまつわる無知・偏見・差別・貧困などのさまざまな側面から検証します。
最近は日本でも、新聞やテレビでHIV/AIDSについて取り上げられることが増えてきましたが、まだまだ身近な問題として感じる人は少なく、医療関係従事者など限られた人のみが興味を示すにとどまっているのが現状です。
また、HIV/エイズに感染するのは自業自得であると考える人も少なからずいると思います。しかし、このところ日本は先進国の中でHIV/エイズ感染者の増加率が最も高い国のひとつに名を連ね、他人ごとではなくなっているのも事実です。

1日目
香港経由でヨハネスブルクへ
2日目
早朝着。アパルトヘイト博物館へ
3日目
テンビサのサポートグループ等訪問
4日目
聖フランシスケア・センター訪問
5日目
TACもしくはHIVSA訪問
6日目
ソウェト滞在。見学と交流
7日目
オレンジファーム、レット・アス・グロウ訪問
8日目
オレンジファーム滞在後、ヨハネスブルクへ
9日目
昼のフライトで出発。
10日目
香港経由で帰国

Let Us Grow レット・アス・グロウ(オレンジファーム)
1996年から活動している草の根運動のグループ。
リーダーのMs.Rose Thamaeは自身がレイプ被害者でHIV感染者であり、HIV/AIDSのサポートグループ、エイズ患者のカウンセリング、在宅介護、レイプ被害者の救済、地域住民に対してのHIV/AIDS・DV・女性や児童の虐待に関する教育を行っている。
JVCが支援しているテボホ障害児施設もこのオレンジファームにある。
聖フランシスケアセンター(ボックスバーグ)
カトリック教会(フランシスコ会)が運営しているホスピスでエイズ患者、エイズ孤児が入院している。
大人48ベッド、子供32ベッドの患者を、医師1人と看護師ら20数人が介護している。死の差し迫った状態で運び込まれ、1週間以内に亡くなるケースも多い。2004年11月にARVクリニックをOpenし、5年間で800人を目標にARVの無料治療をしている。
クリス・ハニ・バラグワナ・ホスピタル(ソウェト)
ソウェトのDiepkloof(ソウェトの入り口で病院の前は大きなタクシーランク=バス乗り場がある)にあり、ベッド数3400で、世界一とか南半球一と言われている病院。
国立なので、治療費のほとんどが無料で、救急で入院すると最初の受付料が35ランド(約700円)、入院の場合さらに45ランド(約900円)で、ソウェトの多くの人たちが利用するが、ここで死んで行く人も多くいる。
リサーチユニット&HIVSA(バラグワナ・ホスピタル内)
ヴィッツ(Witwatersrand)大学医学部運営の妊産婦に対するHIVと結核の研究所で、HIV母子感染防止などをクリニックでやっている。HIVSAはそこのNGOでカウンセリング、カップルへのカウンセリング、男性を対象とした健康教育、野菜畑作り、レッドリボンバッジや布の袋などの作成、売店・食堂などを行なっている。
クリップタウン(ソウェト)
スクウォッターキャンプ(不法居住区)のクリップタウンには、サポートグループ、SKY=SOWETO Kliptown YouthというNPO、幼稚園・保育園などがあり、サポートグループはビーズバッジ、ビニール靴作りや野菜畑作りを行なっている。クリップタウンにはHIV感染者もエイズ孤児も多くいる。
Masibambisane Centre(エルドラドパーク)
ヨハネスブルグ・チャイルド・ウェルフェアが運営する、エイズ孤児が放課後に立ち寄り、食事を貰ったり遊んだりして行くプロジェクトで、食事以外にも、通学靴の寄付、保育園などもやっており、現在180人以上の孤児の世話をしている。ヨハネスブルグ・チャイルド・ウェルフェアは別の地区に孤児院も運営している。
通称:ドロッピング・センター
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