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ニジェールの旅行情報

ニジェールイメージ

サハラで最も美しい砂漠を持つ、砂の国

アフリカ西部と北部にまたがって位置する国ですが、国土は首都ニアメのある南西端から北・東に広がっています。国土の大半を占め、サハラ砂漠の一部を形成する北部には、 標高300~400mの砂の大地の中に二つの山塊があり、アイル山地の地域には最高峰のバグザヌ山(2022m)が横たわります。 散在するオアシスを除けば、殆ど植物は生えていません。サヘルと呼ばれる中央部は、半乾燥の土地で、樹木も少ないステップ気候、南部は十分な降水のおかげで、肥沃で樹木の多い地域となっています。特に首都ニアメのある南西部は、ニジェール河の恵みで潤っています。常に水を湛えている河川はニジェール河のみ、他はワジと呼ばれる雨季の間にのみ出現する涸川しかありません。南東部の国境地帯は、チャド湖に面していましたが、乾燥化で湖面の水位が低下、沿岸部が後退してしまい、殆ど湿地帯化してしまっています。

古くからニジェール河の水と川沿いの肥沃な土地を基盤に中央集権的な国家が建てられ、ソンガイ帝国、ハウサ人による諸王国、マリ帝国の地方領と続く歴代の統治者たちは、ニジェール河の水運を利用した西アフリカ南部との交易、ラクダのキャラバンを使ったサハラの北の地中海方面との交易で栄え、アフリカではかなり早い段階でイスラム化した土地の一つです。1899年から、独立した1960年まではフランス植民地となり、独立後はクーデター、軍事政権、民主化、そしてクーデターという一連の流れに加えて、サハラ諸国の独立によって本来の居住地を国別に分断されたトゥアレグ人たちによる武装蜂起も繰り返し起こり、政情は不安定なまま現在に至っています。農業、畜産業、鉱業が主産業ですが、特に鉱業の主力であるウランは世界第3位と推定される埋蔵量を誇りますが、経済は脆弱で世界最貧国の一国にとどまっています。

観光面での見どころは何といっても、テネレ砂漠。「サハラで最も美しい砂漠」、「サハラの中のサハラ」といっても、過言ではありません。足場となるのはアガデス。かつてのサハラ交易の中心地であり、今でも塩のキャラバン隊や遊牧の民の故郷です。賑わう市場や、砂漠の灯台のようにシンボリックに立っている特徴的なモスク、ラクダ市場などが見所です。アガデスの北東に広がるアイル山地、その東方にテネレのたおやかな砂丘群が横たわります。北から、ティメット、アドラ・シリエ、アラカウの三大砂丘スポットは外せません。

本格的な砂漠の旅は、はるか東方のビルマまでの四輪駆動車キャラバンがお勧めです。トラック輸送に押されているとはいえ、現在のサハラで2ヵ所のみ現存しているうちの1つ、塩を運ぶラクダのキャラバン(アザライ)が見どころの一つです。更に時間があれば、リビア・アルジェリア国境に近いジャド台地まで足を伸ばす価値があります。タッシリ・ナジェールから続く岩画や奇岩と砂丘のコントラストが見る者を虜にします。

首都ニアメでは、国立博物館はぜひ訪れて欲しいところ。ニジェール内の各民族の生活品や産品の展示から、アガデス近郊で発見された恐竜の化石、更に事故により折られてしまった「サハラに生える奇跡の木」、先代のテネレの木まで見る事ができます。

ニジェールの国情報

正式名称 ニジェール共和国 / Republic of Niger
元首 ムハマド・イスフ大統領 / Mahamadou Issoufou
人口 約1,783万人(2013年)
首都 ニアメ
民族グループ ハウサ、ジェルマ・ソンガイ、カヌウリ、トゥアレグ、トゥープー、プール等
言語 フランス語(公用語)、ハウサ語等
宗教 イスラム教(75%)、キリスト教、原始宗教
面積 1,267,000㎢ (日本378,000㎢の約3.4倍)
ビザ 必要
電気・電圧 220V-50Hz:B/B3/C/SE (マルチタイプがオススメです)
パスポート 帰国時まで有効なもの
通貨 ニジェール・セイファーフラン(XOF)
1XOF = 0.2円 ※2015年3月現在
国旗

ニジェール国旗

緑の筋はニジェール川沿いの農業地帯、オレンジは北部のサハラ砂漠を表す。 中央の太陽はこの国が熱帯地方に位置することを示し、白は純潔と潔白を意味している。

気候 国土の70%以上はサハラ砂漠に含まれており、中・北部は起伏の多い高原状の砂漠が広がる高温乾燥の砂漠気候。 南部はステップ地帯が広がるサバナ気候で、首都ニアメの年平均気温は29℃、3~6月がもっとも暑く43℃に達することも。 雨期は7~8月で、150~200mm程度の降雨がある。
交通事情 内線は、幾つか空港のある都市もありますが、現在、定期の国内線はありません。
従って、陸上の交通機関を利用するしかありませんが、定期の長距離バスの運行は未だありません。
長距離や近郊都市間の乗り合いバスやタクシーを、利用して旅することになります。
ニジェール河を利用しての水利ですが、多くの小舟(ピローグ)が、行き交い河べりの村々を結ぶ生活舟はありますが、定期舟はありません。
電話のかけ方 日本からニジェールへ : 国際電話認識番号+227+市外局番(0を取る)+電話番号
ニジェールから日本へ : 国際電話認識番号+81+市外局番(0を取る)+電話番号

ニジェールへのアクセス

空路の玄関口はニアメ

1. ヨーロッパルート

エールフランス パリ経由が週5便運航。

2. その他

カサブランカよりモロッコ航空が週4便運航。

2013.2月現在

ニジェールの見どころ

テネレ

パリ・ダカールラリーの創設者、故ティエリー・サビーネが最も愛したテネレ(「何もない土地」=「砂漠」を意味する)。砂漠の灯台といわれるサハラ交易の中心地アガデス、その東北に広がるアイル山塊の東方に広大な砂砂漠、テネレは広がっています。ビルマをめざす塩のキャラバン隊の心のオアシスが“テネレの木”。砂原にポツンと一本立ち続け、砂漠を往く旅人を見守っていましたが、1970年代にトラックが突っ込み、引き倒してしまいました。遺木は、首都ニアメの国立博物館に展示されており、現在二代目の“テネレの木”が現場近くに養生されています。シルキー・タッチの砂丘、たおやかな曲線、何色もの砂の色、行けども行けども砂の平原。 美しさを誇るテネレには、アラカウ、アドラ・シリエ、ティメットの三大砂丘群がありますが、線刻画、新石器時代にさかのぼる古墳などを内包し、各々特徴があって楽しめます。アイル山地と接するエリアは、アイル・テネレ自然保護区になっており、ダマガゼル、ムフロン等のガゼル類と遭遇するのも楽しみの一つです。

アイル山地

花崗岩質の山地で、年平均の降水量は75~160mmと非常に少ないですが、山地のあちこちに水が湧き出ており、植物相、動物相とも周辺の砂漠地帯よりも豊かで、ここで牧畜とともに農業を営んでいるトゥアレグの人々も暮らしています。山地は、総面積770000㎢でアフリカの自然保護区中最大のアイル・テネレ自然保護区に含まれて、パタスモンキー、ダマガゼル、ドルカスガゼル、バーバリー・シープなどこの地域の固有種や絶滅危惧種も生息しています。また、紀元前6000年から紀元1000年頃にわたる時代に刻まれた線刻画が残されており、キリンなどの大型野生動物、牛の放牧の様子、人々の暮らしが描かれています。特に砂岩に刻まれた約1万年前のものとされるダボスのキリンの線刻画は、5.4mの大きさと芸術性の高さを誇ります。

アガデス

ニジェール北部最大の町で、11世紀頃から栄え、トゥアレグ族の重要な町として成長してきました。古くから続くサハラ交易の、ビルマ・ファシからのキャラバンの終着地点であり、南部からくる食材や物資が取引されました。また、アルジェリアのタマンラセットと結ぶ現代のサハラ越えメインルートのニジェール川の拠点となっています。形式上今でもスルタン(王)が在位している街のランドマークは、高さ27mのミナレットを持つスーダン・サヘル様式のグランド・モスク。ミナレットからは、アガデスの町を一望することができます。近郊のティゲディットの断崖の麓には恐竜の化石が見られ、保存状態の良い首長竜の化石を見ることができます。

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