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アルジェリア(アルジェリア民主人民共和国)

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遺跡、町並み、オアシス、砂漠、岩壁画どれをとっても一級品の見どころに溢れるていますが、現在の国内情勢を考えると自由に・安全に動けないのが残念です。 まず遺跡では、地中海沿いにあるカルタゴ時代に建設されたティパサや、やや内陸に入ったローマ遺跡のティムガッド、更に標高900mの尾根に建設されたローマ都市ジェミラの遺跡景観は、秀逸。 ともに世界遺産に指定されています。

10~11世紀のサハラ交易時代に建設されたベニ・ハマッドの要塞やオアシスの都市ガルダイヤ近郊のムザブの谷に建設された5つの要塞都市は、その都市構想、地下灌漑水路、 都市を守る城壁等今に通じる見事な建築技術を残しています。

またリビア国境に伸びるタッシリ・ナジェール台地に広がる岩絵・線刻画群の数々は、さながらサハラの野外美術館の趣があります。 タッシリ・ナジェールは、これらアートのみでなく、侵食された奇岩が屹立するさまは、自然の造形物以上のモノの凄さを感じずにはいられません。 町歩きで面白いのは、やはりアルジェ市内と小説で名高いオランの町。 7つの丘で知られるオアシスの町ガルダイヤ、更に南部の高原の町タマンラセットでしょうか。フランス風カフェで街往く人々を見やるのも面白いです。

危険!をイメージされるアルジェリアですが、地元っ子の笑顔をみるにつけ、日本での情報は何?と考えざるを得ません。 可愛いオアシスの町としては、南部のアイン・サラーがお勧めです。 大砂丘群ももちろん、一級品以上の見ごたえのものが幾つかあります。旅行者が近づきやすい、ベニアベス周辺、エルゴレア周辺、東部のイナメナス周辺とジャネット周辺の砂丘群のどれかを是非訪問してみてください。

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  1. アルジェリア
    オアシスの街々と雄大な砂丘群、世界遺産ガルダイア探訪 15日間

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基本情報

正式名称 アルジェリア民主人民共和国
People's Democratic Republic of Algeria
大統領 アブデラズィズ・ブーテフリカ
Abdelaziz Bouteflika
人口 約3,385万人(2007年) 首都 アルジェ
人種 アラブ人(80%)、ベルベル人(19%)、その他(1%) 言語 アラビア語(公用語・国語)、ベルベル語(国語)、フランス語(国民の間で広く流通)
宗教 イスラム教(スンニー派) 面積 2,380,000km2 (日本378,000km2の約6.2倍)
ビザ 必要 電気・電圧 127/220V-50Hz:A/B3/E (マルチタイプがオススメです)
パスポート 申請時6ヵ月以上、査証欄余白は1頁必要 通貨 アルジェリアン・ディナール (DZD)
1DZD = 1.3円 ※2009年4月現在
国旗

アルジェリア国旗

イスラムのシンボルである三日月と星、アルジェリアでは幸運のシンボルと考えられている。英雄メッサリ・ハジが考案した。緑は繁栄、白は平和、赤は勇者達の血の色を表しています。
気候 北部海岸地帯は温暖な地中海性気候で、5~9月が乾季、10月~4月が雨季。年降水量は600~800mm程度。北部アトラス山脈の北側やオアシスにわずかに耕地があるが、大部分は砂漠や岩山。内陸は広大なサハラ砂漠で国土の約88%を占める。アトラス山脈以南の内陸高原はステップ気候、南部は砂漠気候になる。
交通事情 国土が広いので、国内の足は飛行機が主となります。国営のエアー・アルジェーの他、民営の会社が数社ありますが、まだ力不足の気がします。国営にしても予約システムは、信頼性に欠けるので、なるべく現地の業者に予約や発券も依頼した方が良いでしょう。大都市間を結ぶ長距離バスも運行されています。 鉄道網は、地中海沿岸の海岸部とアトラスの山中に入る路線があります。但し、治安が回復するまで、国内の移動に地上の輸送機関の使用は、お勧め出来ません。アルジェ市内は、バスとタクシーが、一般的です。
電話のかけ方 日本からアルジェリアへ
国際電話認識番号+213+市外局番(0を取る)+電話番号
アルジェリアから日本へ
国際電話認識番号+81+市外局番(0を取る)+電話番号

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アクセス

空路の玄関口はアルジェ

1. 中東ルート

カタール航空 ドーハ経由が毎日運航

2. ヨーロッパルート

パリ、ローマ、フランクフルト経由が運航

3. その他

ハイシーズンになると、パリからタマンラセットやジャネット行きのチャーター便が運航します。
毎日ではありませんが日にちが合えば便利です。

2010.4月現在

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見所・行き所

アルジェ

アルジェ

アルジェの「カスバ」はもっと古い地区で「城塞都市」である。1992年世界文化遺産に。 他のイスラム都市では「メディナ(旧市街)」に相当する。 アルジェリアが1830年にフランスの植民地となった後、第二次大戦後から1962年に独立するまで、この一帯がパルチザン(対仏地下抵抗運動)による独立の戦いの「隠れ家」となった。 映画「アルジェの戦い」はここが舞台。 カルタゴの時代から、ローマ、ビザンツ帝国、ウマイヤ朝、オスマントルコ、フランスと、地中海の要衝であったアルジェは数々の国の支配下、影響下に入りながらも、したたかに独自性を保って生きながらえてきた。 数々の国の文化の影響が重層的に認められる、文化的にも興味深い都市でもある。

タッシリ・ナジェールの岩画トレック

タッシリ・ナジェールの岩画トレック

かってサハラが緑であった先史時代に描かれた、岩画や線刻画の数々・・・。 岩画トレックの標準行程は4泊5日でSEFARまでの向かう形となっています。 もちろん、時間の無い方や健脚向けには、3泊4日の即効日程やSEFARまで行かず、途中で引き返す2泊3日の省略日程も可能です(要は、本人の日程次第です)。 逆に時間を割ける方には、別方向にあるジャバレン(DJABBAREN)への岩画トレックもお勧めです(+1泊2日以上必要です)。 歩きつかれた時、歩行困難になったときでも、助けてもらえる?強力(ごうりき)システムは、未だ完備されていません。 ガイド自身や同行のロバの背に乗ることも可能かもしれませんが、通常、ロバ自身もかなり“荷重”の状態(特に行きの登攀時)ですので、何処まで頼れるかは??? 御自身での足・腰や体調の管理と共に、自力で登り・自力で下る心構えが、必要かつ重要になってきます。

タッシリ・ホガー

タッシリ・ホガー

高原の町タマンラセットから東南部、ニジェール国境にかけての広い地域をタッシリ・ホガーと呼びます。 この付近の200万年昔の火山噴火の名残は、その後の浸食、風化など自然力により見事なオブジェを作り上げました。 大小の奇岩、幾重もの砂丘群や砂溜り、緑の時代の川筋のワジ・・・。 サハラの野外美術館と呼ぶに相応しい。

アセックラム高原

アセックラム高原

タマンラセットからの石、岩、礫の道を3時間ばかり(約90km)、アセックラム高原に到着する。 周囲を鋭く突き出た峰々に囲まれ、岩肌の色も独特だ。 荒涼とした高原のさらに高い丘にフランス人シャルル・フーコーが建てた小さな境界がある。 トゥアレグを愛し、彼らの文化や生活・風俗を学び、独力でトゥアレグ語の辞書まで編纂してしまった。 彼の意思を継ぎ、今でも何人かの修道士がここで学んでいる。 この辺りは、標高2500mに及び、夜ともなるとかなり冷え込むが、住んだ星空は一級品。さらに協会からの夕陽・朝日もサハラ1!といわれている。

オラン

オラン

アルジェリアは、アラブ音楽と古来よりのベルベル人の民謡を融合させた音楽『ライ』の発祥の地であり、オランがその中心地(発祥地)として有名です。 アラブ風建築の上に、かつて統治していた、スペイン、フランスによって付け加えられたオランの洗練された街並み。 パリなどと同様オープンエアのカフェが多く、さんさんと照りつける陽光とサラサラと音を立てて降り注ぐサハラの砂の音を聞きながらカフェでコーヒーを飲める贅沢な町です。 こんな昼の顔と打って変わって、夜のオランはナイトクラブのステージが賑わう街でもあり、ショルバ(アルジェリア風の魚スープ。美味!)などでお腹を満たしたあと、ワインを飲みつつステージで哀愁漂うライ・シンガーの歌声を聴く、こんな休日がお勧めです。 ライ・ミュージックがここから生まれたように、イスラーム主義運動の潮流とは別の若者たちの意識が、このアルジェリア第2の都市に独特の自由な雰囲気を与え、他の都市と違って街中にはバーやクラブがあり、酒を売る店も多く、ディナーにライ・ミュージックを聞かせるホテルもあります。 こうした点で、コンスタンティーヌやアルジェとは異なる情景を見ることができます。

食べもの

食べもの

地中海沿岸地域では、アルジェリア風フランス料理やオリーブ油を使ったサラダ、魚も食べる所があります。 イスラム国なので、アラブ料理がメインになります。 肉は、やはり羊が一番ポピュラー、まれにラクダ肉、鶏肉。 主食には、パスタ類をよく使いますが、ピラフ等にして米も食べます。 代表料理は、ショルバというスープとクスクス。 南部のトゥアレグ人は、砂のオーブンで焼いたパンをちぎり、シチューに入れて料理するタゲラをよく食べます。 民族的には、味付けにトマトをベースに多用するのが特徴でしょうか?

ガルダイアとムザブの谷

ガルダイアとムザブの谷

ムザブは、アルジェの南方600kmのアルジェリア中部ガルダイア県にある地方名。標高300mから800mの岩だらけの高原で、白亜紀に形成された地形には、黒や褐色の岩石が散らばり、ワジ(枯れ川)がこの高原を北西から南東へと貫いています。ムザブの最初の住人は新石器時代にまで遡る、洞穴に暮らす人々だったと言われ、以来25の町が現れ消えていきました。9世紀以降無人だったムザブを、ムザブ人とも呼ばれるイバード派のベルベル人たちは避難所として利用していました。18世紀以降にはナツメヤシ、塩、象牙、武器、奴隷などを取引するサハラ交易キャラバンの寄留地として重要さを増していき、ムザブ人たちは北方のアルジェやチュニスといった街に居を構え、商才を発揮するようになります。フランスの侵入後、1873年にムザブの7都市連合はフランスとの間に自治に関する条約を締結しますが、遊牧民の度重なる侵入の結果、1882年にフランスの完全 な植民地化に入り、フランスによって灌漑システムなどが整備されました。独立を勝ち取った後は現在も、ガルダイアを中心に南部アルジェリアの交易ルートの要衝となっています。中心地ガルダイアは、「サハラの宝石」と称えられる非常に美しいオアシスで、モスクのミナレットを中心に、パステルカラーの家々がピラミッド型に築かれ、フランスの建築家ル・コルビジェに大絶賛された都市設計がされています(世界遺産)。

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